
厚生労働省は2013年3月21日、精神障害者の雇用を義務化する方針を決めました。法律で定めた障害者の雇用率に達しない企業が5割を超えている現状から方針を決定しました。
精神障害者の雇用を企業などに義務づける時期は、2018年4月からを予定しております。障害者の法定雇用率も現在の1.8%から2.0%に引き上げる予定です。
障害者の雇用人数が法定雇用率に達しない成企業は、足りない人数1人につき月5万円を国に納めなければなりません。
障害者が企業で活躍している仕事内容は、主に下記の通りです。
<障害者の仕事内容>
・コールセンター
・WEBサイト制作
・経理業務
・データ入力作業
・資料作成等事務処理
・清掃業務
・電話、メール応対
・ファイリング
・梱包、軽作業 など
障害者を対象とした求人を見つける方法は、主に下記の方法があります。
<障害者求人を見つける方法>
・求人サイトで検索する
・障害者専門の人材紹介会社に登録する
・独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構に登録する
・ハローワークで求人を探す
・NPO法人障害者雇用促進協会に登録する など
障害者を対象とした求人の多くは、契約社員かパート社員となっており、正社員採用の求人は多くありません。また、精神障害者については、職場への定着が不安定といった課題もあり、雇用環境の整備に向け医療機関との連携が必要なってくると思われます。
私が在籍している会社は、障害者の方に社内の清掃業務を担当して頂いています。以前は、経理業務を担当している方もいらっしゃいました。
精神障害者専門の採用チームを立ち上げた大手人材会社もあります。今後、どのようなポジションで精神障害者が活躍されていくのか注目です。
福井祐平
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