人財に学ぶ ピーター・ドラッガー | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


ピーター・ドラッカー(1909~2005年)は、アメリカの経営学者で、マネジメント研究の第一人者です。AKB48の前田敦子が主演映画を務めた「もしドラ」の題材にもなっている方です。



ピーター・ドラッカーは、「未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだ。未来を予測しようとすると罠にはまる。」という言葉を残しています。



私が担当している新興産業企業の人事担当者から、「この業界は今後どうなるのでしょうか」というような質問をする方は、紹介しないでください言われています。



新興産業では、将来を予測することはなかなか難しく、また社風として事業を自ら作っていく姿勢が強く求められます。ただ、やはり新しい業界や企業の求人はどうしても不安になってしまうものです。



私は、転職希望者に求人を紹介する際は、その業界や企業の将来性について私の意見としてお話するようにしています。私は、電子書籍業界とソーシャルゲーム業界の企業を担当していますが、この2つの業界と各企業の将来性ついては、ある程度自分の意見で話すことができます。ただし、あくまでも私の意見です。



会社の方向性は、会社のビジョンや行動指針や沿革、提供サービスなどから、ある程度予測することができます。もしくは、すでにその業界で働いている人に聞いてみるか、キャリアコンサルタントに質問してみると良いでしょう。



将来どうなるのか誰にも分かるものではありません。面接官も分かっていない場合がほとんどです。



応募するポジションや会社にもよりますが、新興企業に応募する場合は、自分で創っていくんだという姿勢で挑むことをおすすめします。

福井祐平



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