杉山幸丸(2018)研究者として生きるとはどういうことか.
科学のとびら63, 東京化学同人 B6・160ページ
http://www.tkd-pbl.com/book/b360750.html
序に代えて-科学研究を志す若者たちへ
第1章 科学者の始まり
執筆の動機
私の履歴書
どんな若者が科学者を目指してきたか
科学者が科学者の道を選んだ動機
第2章 分野とテーマの選択
君の研究を流行させればいい
激烈な競争を勝抜くか
生命科学
孤塁を築くか
第3章 普遍と特殊
ハヌマンラングールの子殺しは異常行動か
発表に対する拒否反応
科学者は何を考えているか
科学教の信者
第4章 例外は大きな法則への第一歩
ニホンザルの雌離脱は例外現象
チンパンジーの雄分散は特殊か
例外現象がなぜ起こるのか
第5章 科学研究とは何をすることか
量的・非量的データ
用語の定義
ボスの話
野外実験
第6章 新しいアイディアと情熱・執念・努力
失敗は成功のもとか
浪人生活は必要か
情熱・執念・努力
新しいアイディアはどこから
第7章 プレゼンテーションは就職活動
レビュー
アピール
音声の基本
理解可能な話を
証拠は動かせない
完成した図表を示す
文字の大きさと色
スライド交換は1分以上たってから
ポインター
ボディー・ランゲージ
質疑応答
英語で発表
グローバル
教育への関与
挨 拶
第8章 論文作成
執筆から投稿まで
投稿から受理まで
知的財産
引用文献
引用指数
ネット投稿
却下への対処
やさしく簡潔に
研究不正
博士学位の取得
第9章 研究指導
実験研究
野外研究(フィールドワーク)
言葉の習得
動物福祉
日本人研究者と欧米研究者の違い
第10章 研究費の獲得
1960年代前後の研究費
海外学術調査
在学渡航
現在の研究費
第11章 任期制の助手
助手と任期制
第12章 大学のあり方
大学の本質
がらんどうの大学キャンパス
講座制と学科目制
第13章 教授は何する人か
分岐点
研究室経営者
研究職人
第14章 教授の品格
教授のありかた
難しいことをやさしく
教授の品格
リーダー
研究環境
分野間接続担当
第13章 定年後の人生
最も有利な人生
死ぬまで一書生
趣味に生きる
科学者の著書
欧米の定年後
残業代と失業保険
第16章 命をすり減らす感染と事故
科学研究は命がけ
風土病
遭難事故
私とその調査隊員の場合
動物の危険性
第17章 科学を支える仕事
「どうしてだろう」の発端
科学する心を支える力
オンリーワン
転進も大いにあり
科学の普及者としてのサイエンスライター
頂点から頂点への伝播役
科学を支える仕事
第18章 君は行くのか、そんなにしてまで
女性研究者の道
女性のメリットを最大限に
戦争に寄与する研究
二足のわらじ
自分で考える人
結論
あとがき