矢部 衞・桑村哲生・都木靖彰(編) 2017 『魚類学』 恒星社厚生閣,388pp.
http://www.kouseisha.com/book/b310495.html
分類体系は Nelson et al. (2016) “Fishes of the world 第5版” に準拠しているのがミソ。
魚類検索三版(2013)の分類体系とはかなり異なっている。
15章 仔魚・稚魚 (pp.179-198)
15-1 魚類の発育段階と発育タイプ
15-1-1 発育段階
仔魚・稚魚・若魚・未成魚・成魚・老成魚
15-1-1 発育タイプ
直達型発育
変態を経過する発育(非直達型発育,変態型発育)
15-2 仔稚魚の形態的特徴
15-2-1 卵黄嚢仔魚
浮性卵から孵化・沈性卵から孵化・卵黄と油球・色素胞ほか
15-2-2 仔魚
筋節・体の大きさ・体形・頭部・眼・消化管・鰭・鰭の特化・棘・色素胞配列・発光器
15-2-3 変態
15-2-4 稚魚
15-3 仔稚魚の行動生態
カタクチシラスの生態
温熱帯域の浅海底生魚類の遊泳力
発育に伴う水平移動と鉛直移動
15-4 仔稚魚の形態の意義
生態的意義
形態的意義
文献
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図15-1 魚類の発育過程
図15-2 ソコダラ科ムグラヒゲの卵黄嚢仔魚:口絵(カラー)
図15-3 眼柄をもつ仔魚
図15-4 外腸をもつ仔魚
図15-5 広い膜鰭あるいは膜鰭内に遊離原基をもつ仔魚
図15-6 伸長鰭条をもつ仔稚魚
図15-7 発達した頭部棘をもつ仔稚魚
図15-8 黒色素斑をもつ仔魚
図15-9 クロアナゴの初期発育
図15-10 ソコダラ科ムグラヒゲの仔魚と内在発光器
図15-11 幼生名をもつ仔稚魚