200尾弱の中から出てきた眼が逆位のミギガレイ(全長24cm)
眼が逆位の天然ヒラメやイシガレイは見たことがあるが,
ミギガレイは初めて。
熟卵っぽいものを持っていて,産卵期に入っている模様。
たくさん漁獲されるミギガレイであるが,仔稚魚の形態はまだ分かっていない。
特殊な生態を持っているのか,それとも近似種に紛れていて識別できていないのか?
稚魚分類・同定分野における謎の1つである。
参照:
本邦における異体類の側面逆位の報告例
in 「亀井正法(1983). 東京湾で得られた側面逆位のマコガレイについて. 神奈川県水産試験場研究報告(第5号)」
ヤナギムシガレイ