『加賀沢の史跡・見学ポイント』
9 不動滝(P 17)
東加賀沢、宮川右岸の渓谷にかかる垂直の瀑布のことをいい、幅五メートル、直下五十五メートル余。水は流れて直ちに宮川に注いでいる。この滝へ続く道は、今は閉ざされてしまった。
不動滝は、西加賀沢地内水上橋から、越中西街道を蟹寺方向へ二十分ほど歩いた所から眺めることができる。
屹立した付近の山容と相まって美観を呈し、特に夏秋の眺めがよいので知られている。高山本線の窓から対岸にその全容が眺められ、奥飛騨の旅情をそそるのもまた一興である。
明治・大正の頃、この滝の上に、建坪九坪余の拝殿があり、不動尊を安置していた。昔より、眼病の霊験著しく、また養蚕守護の神として参詣者も多かった。しかし、その後、二回の火災に見舞われ、かつ交通も不便なため、本尊は巣納谷の久昌寺へ移し、現在に至っている。
「宮川村誌」







