『細入地域の史跡・見学ポイント』ガイドブック 企画・編集 佐田 保『蟹寺の史跡・見学ポイント』 7 徳本僧の名号塔(P11) 城ケ山登道の曲り角にある石塔は、念仏の高僧と知られた徳本僧の名号塔である。 僧は、寛政元年(一七八九)紀伊に生まれ、文化十三年八月に飛騨小豆沢から越中に入り蟹寺五郎兵衛屋敷で休憩されたとしている。この名号塔は村内唯一のものである。 「細入村史」
『細入地域の史跡・見学ポイント』ガイドブック 企画・編集 佐田 保『蟹寺の史跡・見学ポイント』 6 城ケ山展望台(P10 ) 付近の山並みと二本の川、右手に宮川、左手に高原川、これらが合流して神通川となっている所が展望できる。対岸は加賀藩で東街道、右手が富山藩で西街道、挟まれた中央が飛騨の国天領で「籠の渡し」か掛けられていた中街道である。 それぞれの要所になるので関所や番所が置かれていた。このように三つの川、三つの国、三つの街道を偲びつつ眺める絶好な展望台である。 「細入村史」
『細入地域の史跡・見学ポイント』ガイドブック 企画・編集 佐田 保『蟹寺の史跡・見学ポイント』 5 秋葉神社(P9) 城ケ山の坂道を登り詰めた正面の建物は、火の神、風の神を祀る秋葉神社である。 以前の社は天保六年(一八三五)に棟梁治四郎が建立したものであった。現在の社は平成十一年( 一九九九) 十月十五日に蟹寺出身の佐藤信春棟梁によって建立されたものである。 「細入村史」
『細入地域の史跡・見学ポイント』ガイドブック 企画・編集 佐田 保『蟹寺の史跡・見学ポイント』 4 城ケ山広場 ここの広場で昭和初期に電力会社の協力によって、毎年八月二十七日の孟蘭盆会に合わせて相撲大会が行われた。近郷近在はもちろんのこと、遠くは能登からも参加し大いに賑わった。 戦後も復活し、賑わった場所である。 「細入村史」
『細入地域の史跡・見学ポイント』ガイドブック 企画・編集 佐田 保『蟹寺の史跡・見学ポイント』 3 石仏群(P6 ) 8月27日にあたる孟蘭盆会には、岩の祠に祀られている火の神、不動明王、薬師如来、弘法大師、三十三番地蔵に観音経を唱え、村の女性たちが盛大にお参りしたものである。 このうち三十三番地蔵については一番から三十三番までは、以前、庵谷凌雲寺から峠道を辿って大渕寺まで設置されていたと伝えられるが、その一つである三十三番地蔵が城ケ山にある。 「細入村史」