ドル高=円安が続けば物価は上昇し、その時には日銀は現在の政策金利を引き上げざるをえなくなります。
最悪の場合には景気が悪いのに、物価が上がるという「スタグフレーション」へと進み始めていますからどうしても対策をしておきたいと思えてきます。
今は日本政府の政府債務残高が増えているので気になります。
これは政府の借金なので国民のものではありませんが、なぜか国民のものとしてアナウンスされます。
第二次世界大戦後においては名目GDP比204%でしたが、現在はそれよりも多い266%になっております。
この数字は先進国では最悪で、米国の約2倍となっているような状況です。
以前はの政府の借金は、大幅な物価上昇・ハイパーインフレによって解消されました。
1944年(昭和19年)から1951年(昭和26年)の6年間で消費者物価が約180倍になっています。
「円」の価値を下げることで、政府はその借金を返済したことになったのです。
今回はそうではなく、日本銀行が破綻するという方向性になっていくと思っています。
アメリカ政府は破綻に向かっているので、その影響を受けてしまうでしょう。
ハイパーインフレまでいくのか、その前に何かしら新しく金融制度の変更となって落ち着くのでしょうか。
スタグフレーションの時は住宅ローンを完済できるか、住宅ローン破産になるのかの分かれ道も来ます。
どうしたらいいのか
インフレ対策としたら
・債権
・株式
・不動産
・金
といったものへ分散して投資をしておくことでインフレ対策するのが定石でした。
ただ、今回の金融崩壊は債権市場から始まっていますから、現物の金(ゴールド)をはじめ、とにかく愛されコレクターが多い現物へと資産をシフトしている方が増えているのではないでしょうか。
日銀のOBこそ金を買いたがっているというのが興味深いですね。
ただ印刷しているお金に価値がいずれなくなることを知っているのかもしれません。
今までは資産の1割はゴールドと言われてきていましたが、3割ほどはゴールドにしたほうがよい時代になっているのではと思っています。また、アンティーク物の人気、ウイスキー人気、トレーディングカード人気などもそんな一部なのかなと思っています。
どんどんインフレしていくので、自分の資産もインフレさせてそれでローンを完済していくと言うことを考えた人もいるでしょう。こういった時代の激動期には、恐れずに何かにチャレンジしてみると良い気がします。
今はメルカリ、ココナラなど自分のスキルやもっているものをバイバイできるものが整ってきています。
いろいろなSNSもあります。
スキルなどを売ったり、教えたりというのでも良いと思います。
自然にとれる紅葉を販売しているという人、海でひろってきたゴミからアートを作る人いろいろだなぁと思います。
自分の好きなことや誰かから頼まれるようなことはなんでもそれを仕事にもできるのだと思います。
自分を信頼して何かしらのチャレンジが必要になるのかもしれませんが、きっとそれでいいのではないかともいます。
今までの価値観が崩れていくときは、あらたに何か新しい価値観も生まれてみんなが混沌とした中を生きていきます。
せっかくなので、恐れるだけよりはわくわくしてみたり、喜びを得ていけば良いのだと思います。
また、日本では住宅ローンなどは急に引き上げられるということはなく、何かしらの措置がとられるのではないかと思うのでそこまで心配しなくてもいいのかなとも思っています。
そうでないと、日本中の銀行がばたばたと破綻していってしまいますしね。
まだまだきり替え時ではないのでそのときまではなんとか措置がとられそうな気はしています。
新しい通貨制度になるときは、通貨切り下げや徳政令などがでたら借金はそれほど問題でもないでしょう。
すぐに切り替え時期をむかえるわけではないので、それまでの期間をなんとか切り抜けていくことです。
それよりは、スタグフレーションでは仕事がないなどといった課題がでてくるので生活して生き抜くことを考えていれば大丈夫なのではないかと思います。今のイギリスやウクライナをみていると分かりやすい気がします。
どういった流れになっているのかを把握できるので備えることができます。
そして、収入を増やすためのなにかしらのスキルを磨いたりもいいのかもしれません。
どうしても自宅を確保しておきたいという場合は、補助金などが出ているうちに田舎の空き家への移住なども検討しておくのもいいのかもしれません。
とはいえ、スタグフレーションやハイパーインフレでは生活をなんとかしていくしかないので、食べ物などを確保できるようにすることも大事かと思います。
楽しく生きる意志こそ大事で、きっとなんとかなるし、どうにかなる♪
たくましく生きれるよう、大事な物はほんとうは誰にも備わってうまれてきているはずです。
#金融危機 #金融崩壊 #銀行破綻 #住宅ローン
メモ20230401