前回、台湾有事に備え台湾はすでに食料備蓄とエネルギー備蓄が完璧!日本はいったいどうなの?ということで経産省に電話してみた!のつづきです。
結局、経産省ではなく農林水産省へつなぎに繋がれ、たどり着きました。
まずは、要点からです
日本の食料備蓄は
・コメ100万トン程度
・食糧用小麦は国全体として外国産食糧用小麦の需要量の2.3カ月分
・飼料穀物は国全体としてトウモロコシなどの飼料穀物100万トンを民間備蓄
(農水省食料安全保障室)
日本の備えはこれのみです。
あとは、民間の会社さんの備えや個人が備えている分となります。
食糧自給率については問題なので、今後構造転換をはかり対応していくところ。
だけれど、いつまでに間に合うとかいうものではなく、わからないものという回答でした。
この備蓄は、以前平成の米騒動があった時の作況指数が75くらいになってしまった際を基準にしている。☆
そのため戦争・有事は想定されていないということでした。
台湾有事による海上封鎖はほとんど考慮されていないといいます。
今までにも備蓄量についてはなんどか議論がされているようですが、あまり改定されていないので何か謎の指示とかが上層部からでてしまっているのでしょうかね・・・。わからないですけど。
日本はとりあえず、できる生産とわずかな備蓄と輸入だよりとなっています。
外国でもおこり出している食料危機、異常気象やエネルギー危機の影響はまだ備蓄には反映されていない状況のようです。
意外にも、これらの他にはこちらの省庁では○○を備蓄していますなど、なにか分散されつつも備えについて出てくるのではと淡い期待をしていましたが・・・
「私達は相当しっかりしていないと」「なんとかみんなでしよう」という意識を高めていただくきっかけとなりました。
担当の方が悪いわけではないですが、お答えしにくそうにさせてしまい申し訳なかったです。
ここからは、お電話の一部録音していますところとなります。
電話もつなぎつなぎになっていったので、途中からの録音となっていますことと、お聞き取りにくくなってしまっています点ご了承ください。私も、話をまとまりきれていないのですがお許しを~~~。
#台湾有事 #海上封鎖 #備蓄 #食料危機
メモ20221022