新型コロナのパンデミックにはじまり、ウクライナ侵攻、原油や原材料費の高騰、世界中の異常気象などが重なり、世界的に食料危機が心配されています。
今までの日本は第二次世界大戦後、とても平和で安定的な暮らしが続いてきました。
日本で食料危機がくるなんて誰も想像していないレベルだったはずです。
ただ、今は戦時下です。そのことに1人でも多くの方が気付く必要生があるのです。
こういった非常時では、思いがけないリスクがいくつも重なり合ってしまいます。
こちらの記事でも、9つのリスクが上げられています。
・戦争や紛争
・感染症による影響
・異常気象、自然災害
・為替変動や通貨危機
・燃料価格の高騰
・投機マネーの流入による高騰
・禁輸措置
・円安による買い負け
・世界的な農地の減少
日本の食料自給率は、1965年(昭40)には73%ありましたが、徐々に減少してきました。
農水省は、食生活の変化で、米の消費が減り、小麦を使ったパンやパスタ、畜産物、油脂類など、多くを輸入に頼る食べ物の消費が増大したからだと説明しています。
仮にさまざまな事態によって食料が輸入できなくなった場合、私たちの生活はとても寂しいものになります。
ただ、お米やイモ類などは充分にあるという試算です。
1人1日当たり2020キロカロリーの供給をどのようにできるかの試算をみたものをご紹介します。
農水省がつくったメニュー例をみると、夕食は米が茶わん1杯、焼きイモ1本、焼き魚1切れ(84グラム)などイモ類が増加。
味噌汁は2日に1杯、牛乳は6日にコップ1杯、食肉は9日に1食などです。
食糧自給率37%とといっても、種もすべて国産かというとそうでもないのです。
野菜の種などは海外からの輸入に頼っている部分も多いのです。
また、時々たべられるかもしれない卵や豚肉などの飼料は海外頼りです。
それらの点も考えたら、海外からの輸入が止まるような以下の事態が重なっていく時に日本はどうなってしまうのでしょう。
・世界中の異常気象
・自国優先で輸出規制
・海外の紛争によるシーレーンの破壊
・輸送網の破壊
・悪性インフレの加速
・農家さんの離農
・有機農法への急な政策変更
・大災害(地震・洪水)
・世界で軍事的な戦争の拡大
最も怖いのかも
・国内でのパニック買いと買いしめ
今、食料の自立という点ではもはや先進国とは言えない状況です。
日本の国力は恐ろしく低下してしまっています!
わたし達が暮らせるのは、安定した衣食住があってのことです。
そんな大事な柱が崩れかけています。
今はまだいいです。
本当の有事の際には、事態が急変します。
まずは自分の備蓄を頼るしかありません。
大災害などでは避難所での食料と飲料は3日目ですでに底をつき始めます。
行政などで用意してもらえるものはほとんど当てにできない状況になっていくでしょう。
食料不安から、今までは平気だと思ってきた方がたが不安から一気にパニック買いや買い占めなどがおこってしまったら・・・。
行き渡る分すらも行き渡らない事態も発生します。
今後、あまりに高額になっていく、さらにはお金では買えないという事態が起こったときに、食料をどのように調達しながら暮らせばいいのでしょう。
第二次大戦後はぶつぶつ交換が行われました。
都会からは田舎へと、農作物を交換しに行ったなどもあります。
都心部では、猛烈な食料危機がおこっていましたが、当時日本の田舎では食料だったらあり、なんとかなったという状況でした。
今の日本は、田舎でも食糧自給率は低い状態です。
自分達である程度備え、助け合う準備がなければ、どうにもできないでしょう。
有事では農家さん達も、日頃から取引がある方や家族や親戚などを最優先にしてやりとりしていくことでしょう。
日頃からの助け愛や仲良く繋がり続ける姿勢があってこそ、有事の際にもうまく繋がりが続くはずです。
今は、緊急事態へと世界の流れがすすんでいる最中です。
準備に取りかかり、繋がり愛と助け愛の準備をするタイミングです。
まずは、各自ができる備蓄や家庭菜園などの備えが最善です。
そして、農家さんといかに繋がりをつくれるかも重要だと考えています。
わたし自身、個人ではじめるプロジェクトがどれだけのことができるかは正直分かりません。
ただ、どなたか1人でも多くの方の気づきや助けに繋がったら良いなと思って邁進しています。
仕事や子育てもしながら、こちらのプロジェクトも動かしています。
ただ、「なんとかしたい」という想いで時間を作り、協力していただける農家さんや賛同していただける方々とその中で最大限のことをしていきます♪
協力していただける仲間もできてきていますので、少しずつご紹介できたらと思ってはいます♪
ご理解、ご協力いただける方は、引き続き応援、そしてつながり愛をお願いいたします♪
#食料危機 #食糧自給率 #食料備蓄
メモ 20220812