「あのう失礼ですが、若き頃のお写真などお持ちですか」と。  すると、20年前の頃。 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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岩見沢市北欧。20度。少し雨あり。夜は、涼しい。最近昼が結構暑かったので、一休み。

 昔。接客業で、全国を回った時に感じたこと。

 90歳くらいの着物の似合う女性、神戸の方。

 私はいつも同じことを聞いた。

 「あのう失礼ですが、若き頃のお写真などお持ちですか」と。

 すると、20年前の頃。

 今の時代のようにsnsもなく、ヒステリー社会でもないので、驚いたことに、バッグの中から、おそらく10代20代の頃の着物の写真などを取り出してくれて、見せてくれた。

 子供のような笑顔。

「恥ずかしいけど」「19歳、こんな時もあったのよ」「この着物素敵でしょう」「成人式、褒められたのよ」と会話が盛り上がる。

 きっと疲れた時に、若き頃の写真を見ては、元気をもらっているのだと思う。

 ナイスアイデア。

 もちろん、そのようなことをしない人もいるけれども、過去未来はこの現在の中にたたみ込まれているわけですから。

 今ここに、この瞬間の中の永劫を楽しむためにも、良いことだなあ、といつも感心しておりました。

 過去の36年間のkimono仕事の中。

 女性はやっぱり自分の魅惑を保つ方法を無意識に知ってるな、と感心。

 おそらく、36年間で、数百人もの若き頃のkimono写真を見せてもらう。いつも、その度に、私は感動した。!!!!!!!!!!!!!!

 私も真似して、仲人をやった時の写真や、仕事柄、部下の結婚式の時のスピーチの写真を見ては、ガハハ、と笑いつつも、元気をもらっております。

 「頭の体操」を書いた多湖輝さん。

 歳を取ったら、マンネリが一番怖いと。

 常に新しいことをやりなさいと書いています。

 私が、65歳からサックスをやろうと思った理由の一つです。^^

 今日は。

 妻を元気な朝のお出かけからスタートし。

 楽譜の読み込み。lily was hereの リズムの取り方。

 ブロッホの読書。(イギリス圏はシェークスピアがいるし、フランスは、プルーストだし、アイルランドは、ジョイスがいるからね。ドイツ圏は、ブロッホだろうと見当をつけて読む。)

 三島由紀夫日記。←ドナルドキーンさん。

 三島由紀夫さんに対する愛を感じるなあ。

 ありがとう、キーンさん。空を飛んだのが早かったね。

 あとは、手塚治虫全集の中の数冊。

 とにかく、凄すぎる。!!!!!!!!!! 天才の中の天才。

 怪しい月が最近多いです。野尻さんの本で確認。

 ワイルドのサロメのような黄色い月です。

 お月様に感謝。

 お天道様に感謝。