竹下夢二ほど、女性を愛した人はいないかもしれません。
伝記を読んでもかなり赤裸々な彼がいました。
エドガー・ポーではありませんが、二人ともに、弱々しくて、大げさに言えば、死にそうな女性を好んだような気がします。
ところが亡き母は、「島倉千代子は嫌い、女オンナしてて、嫌や。美空ひばりはかっこいい」と。
生身の女性はたくましいものです。
その意味では、竹下夢二はあえて騙されたわけですし、女子もまた、あえて演技したわけですね。
ドラマがそこにはありますね。
男と女が同じ格好して、同じ言葉を喋ったらこの世界はつまらんでしょうね。^^
中原淳一が好きな私は、妻と一緒に、渋谷の端にある彼のお店まで行ってきました。
でも、大概、彼のファンはまだ娘のような女子に多く、大人の女子、例えば、コシノジュンコなんかは、彼の描く絵は、男子の理想の女だ、とあまり好きでないことを告白しています。
逆に、男子は、中原淳一の描く絵に影響されて、たくさんのデザイナーや画家さん、漫画家さんが出ています。
三島由紀夫は、男性脳と女性脳の違いについて、女子の方が圧倒的に「たくましさ」においては、適応能力、演技力においては、上だと。
何においても、男子は弱い。特に言葉の能力は女子はすごいです。
男子は言葉の能力は弱いです。
あまり男子を言葉で追い詰めると、事件になります。
新聞によく乗っていますね。殺される女子。
絶対に男子に言ってはいけない言葉。
絶対に女子に言ってはいけない言葉。
ありますね。
どうしてこのような複雑な性を神様は作ったのか ?
それを調べますと、誰しもご存知のように、単細胞からも子孫はできます。しかし、遺伝子は、複雑な方が、よりリスクのある環境に適応ができます。
ゆえに、遺伝子は、二つの性があったほうが、より環境にたくましく、立ち向かっていける、力を持てるということですね。
神様の知恵。
ともに、仲良くやっていきたいものです。
題名「夢二と娘」
水彩
imagemusic 色彩のブルース