僕は読書が大好きだ。もっと多くの人に本を読むようアドバイスしたい。本の中には、まったく新しい世界 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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僕は読書が大好きだ。もっと多くの人に本を読むようアドバイスしたい。本の中には、まったく新しい世界が広がっているんだよ。旅行に行く余裕がなくても、本を読めば心の中で旅することができる。本の世界では、何でも見たいものをみて、どこでも行きたいところに行ける。

-マイケル・ジャクソン

岩見沢市。いつものように10000歩き。

ただ慣れないこの暑さにはまいる。

妻のお母さん、そして、我が猫たちのことを考えて来年はクーラーを買いたい。

 暑さでダウンして、寝床で、遺伝子について考えていた。

竹内薫さんの昔読んだ記事を思い出していた。

竹内薫さんもまた、私の気になるベスト10の人。

 「竹内さんの気になる人達というイメージ」をあるサイトで知り、ひどく、好きなもの気になるものが、似ているなあと、気にはなっていたので、バカ暑い 、 今日に遺伝子の突然変異のごとく脳の中に彼が現れたのかもしれない。

■竹内薫の気になる人々

鏡花,宮沢賢治,トルーマン・カポーティ,レイモンド・チャンドラー,サンテグジュペリ,平家物語,ファインマン,マクスウェル,アインシュタイン,小林秀雄,ヴィトゲンシュタイン,ファイヤアーベント,ルキノ・ヴィスコンティ,家族の肖像,山猫,シャレード,ローマの休日,オードリー・ヘップバーン,フレンチ・コネクション,冒険者たち,スケアクロウ,攻殻機動隊,めぞん一刻,アカギ ~闇に降り立った天才~,パット・メセニー,キース・ジャレット,ピアノ,野球,テニス,ゴルフ,マック,物理学,宇宙論

○この中で、私があまり興味がないのは、アカギとゴルフがよくわからないぐらいで、あとはまさに私の好みとぴったり、小林秀雄と冒険者たち、そしてヘプバーンと、キース・ジャレットがはいっているのはうれしい。平家が源氏ならばさらに嬉しかったが。

彼は某記事でこんなことを書いていて、ふと、私の脳裏に書き込まれています。

「ミーム」

ドーキンスの造語である「ミーム」は、ギリシャ語の模倣mimeme と英語の遺伝子geneとの組み合わせの言葉。

 誰でもが知っているように親の形質は子に遺伝するのだ。

自然淘汰ですぐに途絶えてしまう遺伝子もあれば、何世代にもわたる生存競争で世界中に広まる遺伝子もある。

 それと同様に、人間社会ではテレビ・ラジオ・映画・CD・DVD・本・雑誌・新聞そして我々のこのブログなどをとうして、芸術家や政治家の作品や思想、あるいは、普通の人々のコメントや生な記録が世界中の人々の脳に遺伝する。

 一過性の流行に終わるミームもあれば、何十年や何百年も人類文化に足跡を残すミームもある。

 私たちのブログやFBもそれがたとえミームとしては小さな小さなinfluence のミームかもしれないが、それでも、誰かの脳の中に遺伝する。

そのほとんどがいずれ忘れ去られるのかもしれないが、もしかしたら、10年後にふと、脳裏に脳の中に再来して思い出されるような記事や言葉があるのかもしれない。

ここで彼はおもしろいことを書いている。

生物学的な遺伝子同様、ミームにも、「突然変異」はあるかと言うのである。

 私の好きな昭和歌謡の、阿久悠の詩で、たとえば、

「ある時謎の運転手  ある時アラブの大富豪  ある時しゃれた音楽家  ある時あいつは大変装」   ピンクレディ   「ウォンテッド」から

という懐かしい歌詞は実は少し違うのだ。

「ある時しゃれた音楽家」は二番の歌詞なのである。一番の正しい歌詞は、「ある時ニヒルな渡り鳥」なのだ。

 このような間違いがそままミームの突然変異と呼ぶべきではないのかもしれないが。しかし。

 私達の記憶の中で、ミームは自分たちの生存に都合のいいように、どんどん、言葉は突然変異されていくのかもしれない。

 そう私は考えている。

 ミームはそうやって少しずつ、かたちを変えながら、世界中に広まるのである。

「言葉は他者である」ラカンはそう書いたが、友人が無意識に普段私のよく使う言葉やフレーズを使っていて、驚くやら笑えるやらすることは、日常で、誰もが経験することである。

 最近では、古希のことを私がふざけて、コッキーと言ってたら、仲間の連中たちも使っている。🤣

 風邪をひく。暑さでダウンする。

 すると。

 からだは、なにやら、リンゴジュースやら、野菜やらを無意識に求める。

  心の風邪をひく。そうすると、こころは、なにやら、本やら、シネマに無意識にその病んだこころを癒してくれる言葉をやはり無意識にほしがる。

 そして、言葉は人をいやし、こころをいやし、脳内のミームとなり、人々にまたがんばろうという気にさせるのである。

 現代日本の、本を全く読まない人にも、「あらら、マイケルジャクソンも本が好きなんだ、意外やー」と思ってもらえればいいな。

SF大好きマイケル・ジャクソンのこと、竹内さんもきっと好きだったろう。