「宝物の数だけ、脳が強靭になる」-茂木健一郎 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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「宝物の数だけ、脳が強靭になる」-茂木健一郎 

 

 

 

「モントリオールの研究グループによると、音楽を聞いたときに、脳の中で報酬系が活性化するらしい。

 これは不思議なことだ。!!!

 

 

  つまり。

 

 好きな音楽を聴いた時、われわれの脳の中では「快楽物質」ドーパミンの分泌が促進されている――カナダのマギル大学の研究者たちによる最新の論文(掲載は『Nature』)はそう結論している。

 

 

 

  だってもともと音の振動でお腹がいっぱいになったりしないんだから。

 ここで問題なのは、全く同じ音楽でも、それが好きだ、愛していると思っている人の脳の中では報酬系が働くけれども、そう思っていない人の脳はそのような活動がないということだ。

 つまり、ある音楽を好きな人にはそれは喜びの泉であるが、そうでない人にとっては、単なるノイズに近くなる。

 

 

 

 

 報酬系の活動は、その上流の神経活動(原因になった神経活動)の強化をもたらす。

 この「上流の認知回路の強化」ということが、脳の認知機能の強靭さ(robustness)を育む上でとても大事である。

 

 

 

 さまざまなジャンルの音楽を聞いて、そこからどのようなchill(ゾクゾクするような喜び)を引き出せるかで、その人の脳の強靭さが決まってくる。

 好きな音楽をたくさん持っている人は、それだけ、宝物を持っているようなものである。

 

 

 

 宝物の数だけ、脳が強靭になるのだ。

 

 

 

とりあえずこうやってメモしておきます。

 確かに、好きな曲にぶつかると、何百回も聞くし、違う歌手やミュージシャンで聴きたくなるし、それをスマホに入れて、ガンガン聞く。

 そしてなんせ、私の場合は、jazzサックスでそれを吹くというのが至福なのである。