題名「オンディーヌ=水を司る精霊」
吉原幸子の詩集を宝物のように小脇に挟んで、jazz喫茶に入り浸っていた10代。
彼女の言葉はまるで剃刀のようだ、詩はそういうものだと、ぼんやりと気づかせてくれた詩人の一人。美しく知的な人は早く散ってしまう。
ウンディーネ (独: Undine)は、四大精霊のうち、水を司る精霊(elementals)である。 語源は羅: unda(「波」の意)である。他言語では、仏:Ondine(オンディーヌ)、英:Undine(アンダインまたはアンディーン)、伊:Ondina(オンディーナ)
湖や泉などに住んでおり、性別はないが、ほとんどの場合美しい女性の姿をしているとされ、人間との悲恋物語が多く伝えられている。
あの人たちにとって
愛とは 満ち足りることなのに
わたしにとって
それは 決して満ち足りないと
気づくことなのだった