中国警戒という「隙」だけではない、米NATOがこれほど「無力」になった理由 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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中国警戒という「隙」だけではない、米NATOがこれほど「無力」になった理由  ⇦今日のニュースで。ウクライナで連れ去った子供達を ロシアの親が養子縁組するという法律が作られたという。テレビでは「おばあちやんと会いたい、家に帰りたい」という子供達の画像を見て、ロシア プーチンの狂ったロシア愛を 感じる。腹立たしい。

 

人は弱いから、殺されるよりは捕虜、つまり相手側の言うがままになることを選ぶ。(もちろん仮面の場合あり)

澁澤龍彦氏の本を読んでいて、昔は奴隷制を解放して自由を与えても時間が経つにつれ、元の牢屋に戻っていく奴隷がたくさんいたと読んだ。

奴隷は気持ちは楽なのだ。

多くのフツーの死を畏れる人はそうならざるを得ない。

 

しかし。

奴隷になりたいくない人もウクライナにはたくさんいるのだ。!!!!!!! それは私の脳裏を貫く。

死んでもウクライナの文化を守りきる。!!!

私はこれを三島由紀夫から学んだ。私ももしも北海道が責められてロシア人になれと言われたら、死を選びたい。

これに対して、NATOは何もできない。

確かに、ウクライナはNATOに入れなかった。

しかし。こんな戦争犯罪をのさばらせていいものだろうか?

次は日本だ。

台湾有事に時に、沖縄が狙われるのは常識だろう。その時にアメリカは何もしてくれないのかもしれません。

もともと。

三島由紀夫が言うように、「自分の国を自分で守れないのに」アメリカの核の傘、で安全なんて、平和ボケしている人が日本には多すぎる。

子供や女子ならまだ理解できる。

彼女たちは子供を産んで、未来を作る存在だから。

しかし。男は自分の愛する人や 愛する自分の故郷や 恋人たち 守るものがあるだろう!!!!!!

ウクライナの徹底抗戦はもう涙しかありません。!!!!

 

願わくば、日本の英霊たちはもちろんのこと、ウクライナの英霊たちにも、私は目をつぶり冥福を祈る。




<「アメリカを取り込み、ロシアを締め出し、ドイツを抑え込む」ことが役割だったNATOが、これほどプーチンに好き勝手を許すようになるまで>

[ロンドン発]エマニュエル・マクロン仏大統領が英誌エコノミストとのインタビューで「北大西洋条約機構(NATO)は脳死しつつある」と警鐘を鳴らしたのはドナルド・トランプ米大統領当時の2019年11月だった。ウラジーミル・プーチン露大統領のウクライナ侵攻でNATOは21世紀の行方を決める大きな転機を迎えている。

NATOが誕生したのは冷戦が本格化した1949年4月。調印に際してハリー・トルーマン米大統領(当時)は「今日確かなことがあるとすれば、将来もそうであるとすれば、それは自由と平和を求める世界の人々の意志だ」と宣言した。NATOだけでなく、いま世界は非道な「プーチンの世界」を受け入れるか、自由と平和のために立ち上がるかを問われている。


NATOのヘイスティングス・イズメイ初代事務総長(イギリス)はNATOの役割について「アメリカを取り込み、ロシアを締め出し、ドイツを抑え込む」ことだと喝破した。ジョー・バイデン米大統領はグローバルリーダーとして戻ってきたものの、中国の台頭を抑えるためアジア回帰を加速させ、欧州の安全保障にスキをつくってしまった。

ロシア軍侵攻後の3月1日、バイデン氏は一般教書演説で「自由は常に専制政治に勝利する。各国指導者が結束し、ヨーロッパと西側諸国は団結を強めている。民主主義と独裁主義の戦いにおいて民主主義諸国は立ち上がった。世界は明らかに平和と安全保障のサイドを選んだ」と表明。共産主義封じ込め政策の「トルーマン・ドクトリン」を思い起こさせた。

米英ともにウクライナに直接介入せず
しかし「米軍はウクライナでロシア軍と交戦しておらず、今後も交戦することはない」とNATO加盟国ではないウクライナとの間に明確な一線を引いた。NATO加盟国防衛のための兵力動員、ウクライナへの武器供与のほか、国際金融システムからのロシアの中央銀行と大手銀行締め出し、オリガルヒ(新興財閥)の資産没収などの制裁にとどめる方針を示した。

NATOが抱える最大の問題は冷戦終結後、ロシアの脅威が縮小したのに伴って兵力を大幅に削減したことだ。1980年代半ば、NATOの16加盟国は500万人以上の兵力を誇り、冷戦のピーク時には100個師団、300万人弱の兵士がヨーロッパに配置されていた。さらに30個師団、170万人の兵士が厳戒態勢に置かれていた。

現在、加盟国は30カ国に増えたものの、NATOの兵力は民間人を含めても約350万人。アメリカがヨーロッパに駐留させている兵力はドイツの3万5千人、イタリアの1万2500人を含め合計約9万人に過ぎない。米軍は第二次世界大戦中に約190万人、冷戦ピーク時の1962年には約40万人をヨーロッパに駐留させていた。