「単純なものが一番こわい」     小林秀雄 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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「単純なものが一番こわい」     小林秀雄

○「活力は伝播する。なんであれ、考えさせたり感じさせたりするものは、私たちに活力を与える。」エマソン

○「千里の道も一歩から」 老子

詩人の萩原朔太郎はその詩の独特の美を造り出しているのにかかわらず、確か、何かの詩集で「私の人生の中で私はこのいっぱいのビール麦酒のために生きてきたということを理解する」とかいうようなことを記している。

私もビール大好き人間だけどこんなことを書く必要があるのか ?
もったいない。!!!
■麦酒のために生きる、素敵な言葉だし、真実だとは思うが、ミネラル不足で死んで詩を書けなくなるのはつまらない。
■この一杯のお茶のために地球が滅んでもかまわない。確か、ドストエフスキーだったか。!!!
ま、偉い先生達は、わがままだなあ。

■人生は一本のマッチである。たいしたもんではないが、気をつけないと火傷をする。誰だったか?  芥川竜之介かもしれない。

たかが人生、されど人生。ということを誰しもが言う。

コロナにしても、皆が好き勝手なことを言っては、責任のなすりつけあい。

だけども、世の中が狭くなり、これだけ世界のニュースが身近になると、さまざまな人々のこころがかいまみられ、簡単にコメントできなくなる。

なときに。

コロナの最中でも、
インドの子供達は「なぜ勉強するのか」という質問に対して、まったく簡単に、「お金持ちになって、おとうさんやおかあさんを助けてあげたい。」というような、今の日本人ならば誰も照れて言わない言葉がばんばん、出てくるのだ。!!!!


これだと私は思っている。

美食ではない。
美辞ではない。
かっこつけではない。
見えるものではない。

ゴッホが小林秀雄が、単純なものが一番恐いと言った意味が。