映画「光の旅人」いいですねえ   ジーン・ブリュワー氏のSF小説『K-PAX』  |   心のサプリ (絵のある生活) 

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ジーン・ブリュワー氏のSF小説『K-PAX』、これが一巻だけではなくて、四巻まで出ているらしいと聞いたので、調べてみると、絶版本なのか、高値になっていてとても買えない。ははは。

 

 

 

しかしながら。

一巻だけ見ても、この映画は、なかなか味のある映画です。

 

 

例えはできませんが、SF映画は、大局的に、私たちの未来を暗示し、大きな視点から今の自分を見直せと言っている様にも思えます。「コンタクト」「コクーン」もそうでした。

人それぞれ。

 

いろいろな感想があって良し。

楽しめる映画です。

特に、私は、主人公の独特の雰囲気を持つケビン・スペイシーのファンなので・・・・・「アメリカン・ビューティ」は私のとっての傑作です。あの最初の低音のナレーション。まるでフランス映画の「愛人」の中で、モローがやはり低音でナレーションをするところから始まることを連想するmyfavorite!!

 

 

淀川長治さんは、たくさん映画を見たから偉いのではない。

たくさんみると、また見たくなる様な映画に当たるからだ。そんな映画にあたりたくて、また映画を見続ける・・・・

名言だと思う。

 

私の場合は、疲れた時は、「ユーガータメール」「ビッグ」「最後の初恋」「運命の女」がいいかな。

刺激のほしい時は、「コンタクト」「時計仕掛けのオレンジ」「ラストサムライ」「鬼婆」・・・

 

 

 

 

ところで、この映画の中で。K-PAXの軌道を物理学者に説明するところが一つの山なんですが、素晴らしいです。

まだ地球では解明されていない、軌道の変化の謎をスペイシーが、解明するところです。

 

そして、彼の言葉。

まるで、ブッダの様な。

永遠に繰り返されるこの宇宙全史!!!!

 

 それを止めるにはどうしたらよいか。

その答えを彼はこの様に表現していて興味深いです。  この映画は私にとって、何回も見ても、感銘をもらえる映画の一つとなりました。(サラリーマン時代から気になっていて、やっと今頃になって、見れた映画です。今書いているcomicにもつながるので、シンクロニシティとも言えます。やはりこの世のことは一つ一つの出来事は、偶然ではない様な気がします。)

 

 

 

I want to tell you something you don't yet know.

We K-PAXian have lived long enough to have learned it.

The universe will expand, then it'll collapse back on itself.

Then it'll expand again.

It'll repeat this process forever.

What you don't know is when the universe expands again, everything will be as it is now.

Whatever mistakes you make this time around, you'll live through again.

Every mistake you make, you'll live through again and again, forever.

So my advice to you is to get it right this time.

Because this time is all you have.