薬師丸ひろ子 Woman"Wの悲劇"より |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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 若い頃より、すこしぷっくらして。
なにやら人生の経験が彼女のまなざしのなかにも、かんじられる。
ただ、年令だけが若くて、キャーキャーさわいで、箸がころんでも笑える年令の女性も可愛いとは思うけれど。
このしっとりとした、風格というか、気品。まったく玉置浩二は、贅沢なやつだ。
 
この不思議な声。
 
けっして、上手いとも思わないし、オペラ歌手みたいな抜けもないけれども、どこか、切なさや、彼女だけしかだせない雰囲気の声の味があって、素晴しい。
 この声をいろいろな人が評していておもしろい。
 
 歌声について、竹内まりやは「爽やかな声」、武部聡志は「透明感があり、鈴を転がすような暖かい声」と形容している。
偶然にも二人が共通する表現は「(ボーカリストとしても)希有な声」
松任谷由実は「クリスタル・ボイス、水晶のような硬質な透明感」と表現している。
小西康陽は「天使の賛美歌」。薬師丸自身も、特殊な、変わった声を持っていることに感謝していると言っている。
  彼女の素直な声を聞いていると、彼女が自分の運命から逃げずに、じっと耐えてきたそんな、まったく私の勝手な空想をしてしまう。
めったに歌をうたわない彼女のクリップとはとても、思えない。
もっと、たくさん、コンサートをひらいてもらいたい。私の感想。