川端康成  「古都」 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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昨日。さすがに真夜中の散歩30分程度なら問題はないけれど、一時間は身体が芯から冷えます。帰宅して風呂にはいらねばならず、だったら、昼に夜の分まで歩いてしまおうと、朝の掃除と、雑務と、絵を完成させたあとに、散歩にでました。

 

 

 

 

 

昨日はAデンキの、社長と、会うことが出来たこともあり、その他の友達のところにも、ちょこっと寄ったり、なんだかんだで、10キロほど歩けました。

昼風呂に入り、ビールを飲んで、介護父の夕飯をつくり、仮眠。起きたら、けっこうまだまだ時間がたっぷり残っています。おもしろいテニスも相撲も終ってしまったので、読書に音楽をききながら、ひとりキャロルもできますし、川端康成の「古都」を今シネマ見ております。

 

 

 

 

やはり、京都の風情あふるるシーンが多く、谷崎の細雪シネマも市川崑監督も素晴しいですが、楽しくこの「古都」も見ることが出来ます。

百恵ちゃんバージョンもこれから見ますが、まずは、上戸彩テレビバージョン(主人公・佐田千重子の役を、岩下志麻さん・山口百恵さん・岡江久美子さん・岡江久美子さん・沢口靖子さん・上戸彩などもやっています。最近では、松雪さんが。)

「和」がいまや、どこでも、ブームになっておりますが、やはり谷崎・川端・三島などの本を、一冊でも読んでおくと、「和」の本質がもっと深くつかめるかもしれません。

 最近ホッカイドウ出身の作家の池澤直樹氏が編集した文学全集にこの三人が意図的にぬけており、センスのない作家だなあとがっかりした記憶があります。残念。若い小説家は、ほとんど、家庭というものに、執着がなく、個人の「我」ばかりを描くようになりました。

 良くも悪くも、家庭というものを深くえぐった彼らの作品をたまには読んでみたいものです。日本語の美の結晶のような作品群です。

 絵は朝の光でみながらクロッキーやら水彩やら、油絵やらを描くようにしております。ほぼ描ける時間は二時間ほど。これだけは普段から筆を使わないと、線が、保てません。まだまだですが、修行を続けたいと思っております。

 虎次郎と疲れたら遊んで、昨日は、一日が無事に終わりました。感謝。今日も、凡事の徹底を丁寧に。いつものように。くりかえします。