クラシックを聴く男性はなにか嫌い |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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kate liu最近よく聴くショパン。





「クラシックを聴く男性はなにか嫌い」と、22歳の頃に、おさななじみの女性から言われたことがある。
1953年頃ではなかったろうか?



当時は、アメリカ文化がどっと入ってきていて、ロックや洋楽が主流だったし、北海道人は、気取ったように感じることはあまり好きではなかったのかもしれない。


私も、当時は、まわりの空気でロックやブルースや洋楽ばかりきいていたと思う。


しかしながら。
シネマ好きの私としては、たとえば、キューブリックの「2001年宇宙の旅」を見たりすると、さまざまなるクラシックがバックに流れていて、いいなと思ったし、「時計仕掛け」にいたっては、まさにベートーベンが映画とは密接な関係があり、インパクトがあった。

岩見沢市の「志乃」という、マル・ウォルドロンを確か呼んだjazz喫茶があったけれど、そこが、つぶれる少しまえに、これも記憶がはっきりしないけれど、「クラシック専門」の店になって、よく、雪の降る日に、バッハを聴いたものだった。30代の頃だった。

そして、「アマデウス」。
モーツァルトがいつも耳に鳴る日が続いた。
jazzでも、キースのような、ピアノ演奏家の曲ばかり聴いていたのが、40代、50代。


そして、退職後、三年間は、jazzばかり聴いていた。植草甚一の真似をして、一日に、6時間は聴いていただろう・・・これまで集めたjazzのレコードもほとんどききかえした。
そこで、ユーチューブに出会う。
そこは短くはあるけれども、宝の宝庫。
聴きたくても聴けなかった名演奏が即聴ける。




そして、3年前あたりから、jazzと平行して、クラシックを集中して聴くようになる。
やはり、jazzと同じように、一日に、三時間は聴いていると思う。
それが、3年間。





クラシックも最初は、バッハのピアノ曲。
モーツアルトのピアノ曲。
やはり私は基本、ピアノが好きなのだ。

そして、アダージョ。聴きやすく、また、崇高。
初心者向けの音楽とはとても思えない。シンプルこそ、最高だ。



奥が深い・・・・・・・



音楽は心の調律師。
これから死ぬまでずっと、お世話になると思う。感謝。