遅い公表「致命的」の声 回収まで1カ月半 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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しかしながら、冷凍食品は昔から問題がありすぎ。
子どもさんのいる親は、どんなに忙しくても、冷凍食品は使わないということが、
子どもの健康のために一番のしてあげることだと思う。
手抜きが子どもの命を危険にさらしている。














マルハニチロホールディングスとアクリフーズが、冷凍食品への農薬混入について最初の苦情を受けてから自主回収に乗り出すまで、1カ月半かかっていた。危機管理の専門家からは「公表の遅れは致命的で、取り返しのつかない事態を招きかねない」との声が出ている。

 「石油のような臭いがする」。11月13日、アクリフーズに、ミックスピザを食べた客から苦情の電話が入った。苦情は今月29日までに計20件に上った。

 同社では当初、群馬工場が9月に設備改修工事をしたばかりだったため、ペンキなどの塗料の混入を疑った。健康被害の申し出もなかったため、工場の塗料状況の調査を優先。同社は「12月27日になって農薬が検出され、すぐに回収の意思決定をした」と説明するが、回収が始まったのはさらに2日後の29日だった。

 危機管理コンサルタントの田中辰巳氏(60)によると、問題発覚から回収開始までの期間は「遅くとも1週間が目安」。平成12年の雪印乳業の牛乳による食中毒では発覚から回収開始までに3日かかり、1万4千人以上の被害が出た。

 これを教訓に食品メーカーは「健康被害を恐れ、過剰と思えるほど対応が早くなった」(田中氏)。田中氏は「過去の例に比べ、楽観的過ぎるほどの遅すぎる対応」と指摘した。

 大手スーパー関係者からも「発表が遅すぎる。これではまた食品の安全・安心を損ないかねない」と危惧する声が上がった。