夕刻から

　

　アラーキ氏の陽子さんの愛情生活の本をめくっていたら、新宿のold blind catという今はもうないかもしれないbarに行った話があり、当時のことだからいちいちレコードの一曲のみをかけると、次のレコードをかける、というダスティ・ホフマン似の男性について書いてあり、今はアイチューンやらパソコンやらで、mixすれば、どんどん一曲ずつ好きな曲を聞ける時代、・・・それでも、なにやら、ダスティ・ホフマン似の男性が、レコードを汗をかきかき、彼のセンスでかけてくれるような店があれは、人はそちらに行くのではないだろうか? 時代が変わっても、ほんとうに楽しいことを人は知っていると思う。