成長促進剤を投与した鶏肉を使っていた実態が一部メディアに報じられたばかりの中国マクドナルドが、1月1日から全国の店舗で販売価格の値上げに踏み切った。
一部のセットメニューや単品メニューが対象で、値上げ幅は0.5~1.5元(約7~22円)程度。同社は「経営コストと人件費の増加が原因」とコメントしている。
値上げは香港でも同時に行われており、値上げ率は平均2.3%となっている。
マクドナルドは昨年も1月、5月、10月と複数回の値上げを実施しており、ネット上では嘆きの声が上がっている。(北京晩報=中国新聞社)