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しかし、それにしても、日本のノーベル賞。アジアの国々のなかでも、突出して質と量が高いです。これはやはり伝統ということでしょう。湯川秀樹氏に感謝しなくてはいけません。


国別のノーベル賞獲得数のイメージはこうなります。
良くも悪くも、素直に西洋の科学精神を学び取った国々ということでしょうか。

色の濃いところの国々が獲得数の高ランクです。
反対に色の薄い所の国々は低ランクの国々ですね。  心のサプリ (本のある生活) 



不思議なのは、韓国や中国に受賞者はほとんどいないということですね。
(ゼロに近い・・)
聞いた話では、日本では昔からこつこつと、西洋の本が翻訳され、その地道な努力のもとに、今では、西洋の理系の専門書を日本語で研究が可能ということらしいですね。

よく韓国では英語が堪能な人が多いと、日本でもうらやんでいる人もいますが、逆に言えば、理系の西洋科学の翻訳本が少なく、韓国語で理系の勉強をできずに、英語でやっているといいます。

日本でもよく英語教育を子供の頃からといわれ、今でも、そのテーマは論議されていますが、
英語をぺらぺらと発音きれいに喋ることと、日本語で西洋科学や哲学など、物事の基本的なあるいは本質的な言葉の定義などをじっくり、思索することとはまったく違います。

普段から、普段の日常生活の中で、身にしみて、血と肉となった母国語で、こつこつと地道な研究をする、それがこの分野の人達には特に必須なのでしょうね。







iPS細胞でノーベル賞 創薬市場、活況ムード 産業創出 日本再生の切り札に
2012.10.10 06:59 (2/2ページ)[人工多能性幹細胞(iPS細胞)]
 政府は革新的な医薬品や医療機器をつくり出すため、今年6月に決定した「医療イノベーション5カ年戦略」の中で、再生医療分野については基礎研究への集中的支援を挙げた。企業は短期間で利益につながる応用研究を重視し、長期間にわたり多額の投資が必要な基礎研究を軽視したことが日本の競争力低下につながったとみているためだ。

 日本再生戦略はさまざまな分野での技術革新の促進をうたう。新技術の開発や実用化をめぐる世界的な競争が激しさを増す。日本が勝ち残るには、「基礎研究に携わる人材の確保や実用化までを見据えた研究環境の整備が必要」(大手製薬)。今回の受賞がその契機になる可能性もある。
 


iPS細胞に関連する各社の取り組み 

社名      主な取り組み 

 川崎重工業   iPS細胞を自動培養する装置の開発 

 ニコン     iPS細胞の品質を見極める装置の開発 

 武田薬品工業  患者由来のiPS細胞から病気の細胞を作り、アルツハイマー病の病態を解明する慶応大との共同研究など 

 大日本住友製薬 病気が進行するメカニズムを解明する京都大iPS細胞研究所との共同研究など 

 リプロセル   iPS細胞から作った肝臓・心筋・神経の細胞の販売など 

 タカラバイオ  製薬会社などから提供を受けた細胞を用いたiPS細胞の作製代行など


 昨日は、西日本で、金塊のようなものが発見されたとか、嬉しいニュースがありましたが、やはり、それでも、日本はもともと資源にたよることのてきる国ではありませんし、
ソフト開発、最前線のところでのソフトの開発、付加価値の獲得が必須なんでしょう。