金が途方も無くある金持ちが、金にまかせて豪遊する旅ならばいざ知らず、私のようなフツウの人間がヨーロッパを旅する場合は、特に美味いものにあたるとも思っていませんし、期待もしません。
この一週間ほど、ざーと、文学音楽食べ物歴史などのおさらいをしてみましたが、やはり歴史が一番おもしろい。
食べ物などは、パン、ワイン、肉、ここに最後は落ち着くのであって、日本の美食家の老人が最後には、「なんにもオレはいらない、美味い米とつけものとミソ汁があればそれで幸福」という意味はそういう意味であると思う。
人が生きている以上、日々美食を食べていくわけではないので、ヨーロッパの人たちもたぶん、美味いパンとハムとチーズとワインがあればそれでいい、そう思っている筈です。
ドイツでは、哲学の道をはじめ、思索の森のイメージがこれからのヒントになるでしょうし、スイスはその自然ですよね。フランスはもともと芸術の町ですから、ルーブルを中心にしっかり見てきたいなと思っています。