悩みからの脱却  いや 共生か |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
至高体験の刻を大切に
絵のある生活 を 広めたいです !!!

 最近、何かに真摯に悩んでいる人からメールやコメントをもらうことが以前よりも多くなりいたく恐縮しています。
(悩むと表現は失礼かもしれませんね。真摯に対峙している人には悩みはつきものですし、悩みのまったくない人なぞ信じるに値しないと私は思ってますから)
 たぶん、私の文章の中に潜む「似た者同士」の匂いを嗅ぎ付けられるのだと少しくすぐったくなりますね。
 でも、わたしなぞには、何もお手伝いすることもできず、ただ見守るだけでありますが。

 私は今でも、社会適応の人種などとは言える存在ではなく、失業してからはもんもんと孤独の日々をおくっている身です。(その孤独はしかし根底から自分を救ってくれているのですが)
 
 それと同時に私を救ってくれているのが、少ないリアルの友人。バーチャルなブロ友。そして、家のワンちゃんと父母。野に遊ぶネコちゃん。
 そして、拙ブログを読んで少しでも「癒された」と癒しブログにはほど遠いと自分では思っている「闘争ブログ」の筈が、それでもありがたいなあとつくづく思うこのごろですね。


 故郷の自然もまた、同じほどの感動をくれます。芸術に触れた時の感動もまた私の心のリセットボタンを押してくれます。

 楽観的に生まれた自分の気質に感謝してます。
 (過去にかなり過酷な体験しているはずなのですが、あまり覚えてません。人に語ることもしてきませんでした。)

 笑って、楽しく生きて行ければ良いといつも思います。


 そして、この詩。座右の詩になりますネ。


 

酒をのめ、それこそ永遠の生命だ、
また青春の唯一(ゆいつ)の効果(しるし)だ。
花と酒、君も浮かれる春の季節に、
たのしめ一瞬(ひととき)を、それこそ真の人生だ!

  

酒をのめ、マムード*の栄華はこれ。
琴をきけ、ダヴィデ*の歌のしらべはこれ。
さきのこと、過ぎたことは、みな忘れよう
今さえたのしければよい——人生の目的はそれ。

  

あしたのことは誰にだってわからない、
あしたのことを考えるのは憂鬱(ゆううつ)なだけ。
気がたしかならこの一瞬(ひととき)を無駄(むだ)にするな、
二度とかえらぬ命、だがもうのこりは少い。

 

 
 なにも、快楽至上の詩ではありません。
 ただ、昨日の事をくよくよ考えすぎず、未来のことをあまりに心配しすぎず、
 現実のこの今の瞬間を大事にして生きて行きましょう、ということですね。
 その意味では、時に、ワンちゃん、ネコちゃんが先生にもなるときもあります。

 トインビーは「歴史は永遠の現在」であると書いたのは真実です。
 その現在を飛び抜けて生きねば、何を生きるかということですね。逃げても「それ」は必ず
 追いかけてくるんですから。