「天気のことで、のんきに構えていていいことなどはひとつもないんだよ」   |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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朝吹雪きでしたが、二三時間でもう晴れです。まったく、今年の北海道の気候は予測つかないですね。
でも18年間過ごしていたこの地はいろいろなことを思い出させてくれます。
こころも落ち着きそれこそ自然の境地になれる場所ですね。

自然と離れている時間が長くなると自然の変化を「いやな予感」としか感じられなくなる。

わからない相手を目の前にすると不安になる。
やがては麻痺して、恐怖すら感じなくなる。

山の中の川床でのんびりパーティやってて、鉄砲水にやられた家族がありましたね。
自然をなめると怖いです。

「天はいろいろなことを話してくれる。話をするのが好きなのだ。だから相手が口を閉ざしてしまった時には、その理由を考えなくてはいけない」そうネィティブ・インディアンは言う。

雲が空のどの位置にどんな形であらわれたか、観察する能力を失わないためには、常に相手と話をすることだと。注意をしなければ、相手を見失う。

遠い過去の先祖から彼らは教えられて来たのだ。自然の神秘を。
「天気のことで、のんきに構えていていいことなどはひとつもないんだよ」そう彼らは教えてくれます。

私が会社でいつも神秘が好きだというと皆笑う。お前らしいと。

でも私は本気で、考えている。自然の神秘。特にネイティブ・インディアンとエスキモー。そしてアイヌ。
アフリカの原住民などなど。

彼らの食と音楽と踊りと自然に対する畏怖の念。

10年前に知り合ったカナダの芸術スクールの女子大生にはネイティブ・インディアンの本をもらった。
それからはシンクロ二シテイとしてインディアンの感じ方には惹かれて来た。
エスキモーは私の敬愛する植村直己さんから。30年前からのファンである。いつか南極からオーロラでも見たいものだ。アイヌの文化は昔から身近にあるしある意味での普遍性を持っている文化だ。
アフリカのそれは、ピカソから教えてもらった。もちろん彼をとうしての感じ方ではあるが。

true

●いやあ、先日このピカソの限定版の時事通信社の印刷した「ピカソ・エロティカ347」をついに買ってしまいました。もちろん金持ちでもないこの私が確か大学時代に見たピカソ・エロティカの版画を見つけてしまったんですから、悩んだんですが、しょうがありませんネ。財布は空になりましたがこころは満足にみちたりております。347000円もちろん元値では買っておりませんが、貯金はすべてパーです。笑えますね・・

金はなくても美があれば良いんです。