昨日から低気圧の関係だからか、かなりの大荒れの天候 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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昨日から低気圧の関係だからか、かなりの大荒れの天候。暴風雪というらしい。北海道らしい表現だなあと感心した。ものごころがついて、高校三年生まではここで暮らしたはずなんだが、まるで、天候には詳しくない。

それだけ、頭でっかちの生き方だったか。いつも、夢ばかり見ていたのかもしれない。「ほんまに夢みたいな子じゃ」と、祖父が母親と口を揃えては言っていたっけ。

夢だけでは生きてはいけないと、社会に出てからも、感じてはいたが、人と同じになるならば生きている意味はないと思い、変人の道をめざした。

時代は変人の時代になったか、妙に、激賞されさまざまな人達から可愛がられた。今でも、そのすでに会社を辞めてしまった人達には深い感謝の念を持っています、

実力よりも、可愛がられろよ、とは社会に出れば当たり前のことである。


いくら実力があり仕事ができても、他人を寄せ付けない雰囲気とか、本質を見る目がなければ、チームもまとまらない。
作家とか、アーチストとか、職人とか、そんな特殊な仕事でも私はこの原理は同じではなかろうか、そう思っている。


努力家で渋い顔して頑張って這い上って出世をのぞむ奴は、人の上にはたてないでしょう。
なぜならば、人に使われる人の気持ちが理解できなければ、誰もついてきません。
会田雄次先生でしたか、日本人は他人の弱みがわかる奴でないと人の上にはたてませんよと、言われてましたネ。

まあ、そんなくだらないことを考えながら、今日はどんな本を読もうかと珍しく、藤本義一の本を手にとり、バックに詰め込み、朝の五時から北海道名物の「雪かき」。


白い魔物と呼ばれる雪が、昨日の夕方からずうっと降り続いていたが、五時前後だけ不思議に止んだ。
これはこれはと、一気に、家の前の雪をスコップのおばけみたいなやつで、除雪。
汗だくになったが、すこぶる、気持ちがいい。
横の家のおっさんも、雪かき。
昨日は、裏の家の奥さんがきものを着たまま除雪をしていたのには驚き、生活とはいかにも、人をたくましくしますネ。

そして六時二十分、出発。iBookと、新聞、本の五六冊、手弁当。

昨日の詩が今でもこころに響いている。
恐ろしいほどに現実感をおびた夢、もはやそれは夢ではなくて真実の生の体験そのものである。