とにかくまず、一緒の布団にはいることです。  分福 植福が すばらしき女性の徳 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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ジョージベンソンの「in your eyes」 を聞きながら、この記事書いております。母のディナーは、暖かい牡蠣鍋です。塩からもありました。沢庵もありました。ありがとうございます。




さまざまなフェミニストの本もけっこう読んだが、ついていけない。
あまりにも、知が先行しすぎていて、もしも偏見のない人が読んでも、単純に「今頃男も女もないんだから、いいかげん女の立場を利用するなよ」といいたくなるのではないでしょうかネ。

いつぞやも、どこかの図書館で、そこに勤めている少し左寄りの女性が、自分の判断で、渡辺昇一、竹村健一、などの蔵書を捨ててしまった事件がありましたね。

笑えました。

確かに、石原慎太郎や、それらの人々は、ある意味で「女の敵」と思われているんですね。

でも、不思議なことに、彼らは皆円満に家庭を営んでいて、子供達も非行に走ることなく、普通に育っております。
私は教育に関しては、その子供がどう育つかで、思想の根拠はある意味で判断できるのではないかと、素人考えで思っております。

どんなに偉そうな本を書き、思想をまくしたてたとしても、足下の生活の中の子供が大麻を吸ったり、人を殺傷したりしてはいかがなものかと、なりますよね。


私は、結婚しない人や、離婚した人や、そういう人も特に特別視はしません。なぜならば私がそういう人ですからネ。笑。

ただ、渡部昇一さんや、そのほかの彼らの友達は皆、家庭はきちんと管理しております。
それなのに、すぐに、「右寄り」のレッテルを貼付け、女の敵だと・・・


その渡辺さんと、米長さんの対談があります。

そのなかで、過激なるフェミニストの女性ならば、目をひんむくような記述なのですが、「あげまん」「さげまん」という言葉を米長さんが使っております。

するとそれらの過激なる女性はすぐに「男はだから差別する・・」とばかり、目くじらをたてるんですね。

大西巨人さんやありとあらゆるインテリ現論人とこれまで百戦錬磨の渡部昇一さんは、米長さんに「好きなようにしゃべりましょう、最近の世の中はすぐに「差別」「差別」と変ですが、ここでは、思ったことを語りましょう」と、励まします。

いいですねえ。

ほんとに最近は、すぐに、なんらかのマスコミやらどこかの市民団体が騒ぎますね。胸くそが悪くなります。
もともと、サイレントマジョリティ=つまり良識ある庶民=は、いちいち、ビラもって歩いたりしないでしょう。

ビラもって歩いたり、すぐに記事書いて出版するようなインテリはほとんどは、思想に偏りのあるインチキ知識人です、間違いありません。

まっとうなる常識がある人は、人の話きちんとまず、聞きます。
そして、妙なることを言っていても反論もせず、まあまあ、とミカンでもすすめるのが、三島が恐れた、サイレント・マジョリティの偉大なる庶民達なんですよね。

テレビや、マスコミや、雑誌で、記事書いている馬鹿達は、ほとんどが、偏屈で病気の思想の持ち主であり、影響力はありませんよ、馬鹿の影響受ける奴は馬鹿なだけですから。常識ある庶民は、普通に生活しております。

渡辺さんは、分福、植福という新鮮なる言葉を使っております。

女性はもともと、日本では、中世でも女性がひとりあるいは女性同士で、しきりに旅をしている。
伊勢参りにひとりで女性が旅したという記録やら、いろいろな記録が女性の旅の安全性を記録している。

こんなことはヨーロッパでは絶対にありえない。

それだけ日本は安全な国だったということである。<もちろん例外はあったでしょうが・・>

たとえば、フランスの国で夫婦で買い物をしている。旦那は妻の洋服を見ながら素敵だよとか、いろいろ言う。奥様も洋服が決まれば、「あなた愛しているわ」などとのたまう。二人は腕をくみながら、ドアをあけて外へ出て行く。

これらのシーンは日本の女性の羨望の的なようで、「夫はあんなふうでなければならない」とか「毎日愛している」と言われたいなどとまたまた、のたまう。

しかしながら。

皆も知っているように、外国では、ほとんどの男性がお給料を握っていて、日本みたいに奥様が給料をしっかりもらって旦那に小遣いを与えているという国は皆無なのだ。

だからこそ、奥様は、「愛しているわ貴女=もっと高い服を買ってね」だんなは、「あまり高いものはだめよ、ジュテーム」とかけひきになる。
旦那もあんまり高い洋服を買われては困るので、必ず買い物にはつきあうのである。

サルトルとボーヴォワールが「契約結婚」であるという事実もそんな西洋合理主義からくるのである。

そこからすると、現代の若い日本の夫たちは皆、給料は皆銀行振込にて奥様に渡し、しかも、すずめの涙ほどのこづかいをもらい、休みの日は家族サービスに精をだし、西洋合理主義の影響を受けたバリッとした奥様の顔色をきづかいながら、「愛しているよ」を連発する。

こりゃあ、地獄だ。

私は独断だが、日本の男性ほど、世界一、優しい人種はいないと断言する。
DVが今や問題になっているが、酒や麻薬やそんなもののおかげでそれらの亭主はいるとは思うが、まだまだ日本の男性は「優しき世界一の包容力」を持っておりしかも暴力は嫌いなのである。

肉をたらふく食べている西洋の夫達は、笑、普段優しい感じであっても私は見かけだけとしか、思えない。
胸毛を白いワイシャツの中に隠しているゴリラという印象である。
<外人の旦那を持っている女性の皆さんごめんなさい、あくまでも私の私見です>

誤解なきように再度繰り返す私の意見は、ただ、「男と女はもっともっと仲良くしましょうね」と
ただ、それだけなんです。

そのためには、これもまた誤解なきように書きますが、どんなに喧嘩しても、なにしても、一緒の布団にはいることです。

仲良く、子供と一緒に、仲良く。

女性は働いていても、家にいても、女性が暖かく料理を作っていた国やら家庭は、分福・植福・がみちわたり、ほんのり幸福になるのじゃないかなあ。

私は家庭運がないので、こころから、そう感じます。
女性には家庭にいてもらいたい。
入れない場合でも、荒れないでもらいたい。
なぜならば、人類を生んだのは皆、女性なんだからネ。
女性が余裕を失えばどこもかしこもおかしくなる。

そんなふうに、渡部昇一さんは書いておりました。名作です。



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