羽生さんと森内さんを、モーツァルトとベートーベンにたとえている |   心のサプリ (絵のある生活) 

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「ハチミツとクローバー」、を書いた作者らしい海野さんが、「3月のライオン」という将棋の漫画をかいているらしい。
まだ見ていないが、昨日の羽生さんと森内さんの対決の「クオリア」を録画しているらしい。




凄い番組だった。茂木さんが羽生さんと森内さんを、モーツァルトとベートーベンにたとえているが、
脳的にはそうかもしれない。


しかしながら、森内さんの「無心」「自然体」という言葉はまだまだ、?という感じがする。

人工の極致の極致が自然という意味では、羽生さんの「手の震え」や「必死さ」の方が自然という感じもする。

まあ、とにかく。

以前、「幽閉」「閉塞」「個室」について、人は「ある小さな場」の中で、生きるもんなんだ、ただ、だだっぴろいところを、好き勝手に自由を求めても、たいしたもんではない、ということを私も書いたが、
このテレビ番組は、まさに、それを言っているような気もした。

あの将棋盤、今で言えば、パソコンの大きさほど。

それをずっと20時間もふたりで見つめ合いながら、将棋をさす。

羽生さんならば、一生の内の半分は、「将棋」を見つめているのではないか。

そして、その「将棋盤」の世界から、たまに、少し生き抜きして、月を見、雲を見、女を見るのだろうね。

すごい、小さな「場」の中にこそ、「自由」や「宇宙」があるということは、言うまでもないでしょう。




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