日本の四季 |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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新しい月が始まる。七夕も近いな。こうやって、すぐに夏が終わり、満月、秋風が吹き、星の綺麗な冬がめぐり、クリスマス、そして正月となる。

日本の四季ほど、人の感覚を磨くものはないだろうと思う。

昨夜も道ばたを歩いていると、草叢の匂いがきつくなってきたことに気づく、夏草の匂い、昔野球をやったり、友人や妹と今の季節遊んで草むらに寝転んだ時に嗅いだ匂いである。
あじさいの匂いやら、植樹の様々な樹々の放つ芳香の甘い香りも匂ってくる。

匂いは、過去のことを思い出させる強力なる力を持っていると思う。


花火、浴衣、作務衣、下駄の音。夜風に金魚すくい。囃子に祭りに野師、ヤクザに刺青に綿飴、蛇女に
大きな風呂桶をぐるぐるまわるオートバイ、親の因果が子にうつり・・

パソコンの前に座っていると熱さがこもってくる。
窓を開けると夜風も気持ちがよい。
右腕を蚊にさされて痒くなる。



●細雪、雪子がおじさんくさい男との見合いをしたあとの、幸子の軀をいたわる旦那と相手方の興奮した様子の対比、不愉快と自慢、亡くなった前妻と子供の写真を部屋に飾る神経のなさに不満の雪子、彼女の性格がくっきり浮かぶ。