ゴーマニズム宣言 小林よしのり |   心のサプリ (絵のある生活) 

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画家KIYOTOの病的記録・備忘録ブログ
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なぜマルクス主義が一時はやったのか?勝手な想像だがなんとなく「桜桃ユートピア」の思想とマルクスエンゲルスの学校で習った「空想社会主義」というのがよく似ている気がする。まだ本は持っているだけなので間違っていたらごめんなさい。日本人やアジア人には受け入れやすい思想かもしれない。私の個人的な見解を言うと、谷沢永一、坂口安吾、西部教授、李登輝さんなど、共産党に一度いてそれから転向した人が多い、たしか小林秀雄と仲が良かった「大東亜戦争論」の林房雄さんも転向組だ。つまり若い人たちの頭--脳髄--に魅惑的な安酒というところか。小林秀雄曰く、「安酒はよく酔えるが、二日酔いになる」とは名言である。そして皆、その主義の欠陥・過ち・虚妄・さまざまな理由から、真の日本へと回帰していくのだ。これは皆立派なことである。一時的な道に迷うことなど恥じることはない。私なんか毎日酒を飲みつつはめをはずしているのであるから。逆に天皇陛下と言っておきながら晩年にマルクス主義に行った人達の心模様も不思議なことである。日本人は人がほんとうに良い。三島も「世界一の反省好きな国民」と分析していた。だからこそ、戦争自体が不条理なのに、自分自身を卑屈に謝罪してしまい「嫌われないように」している国民感情。だいぶ減ってきているとは思うがそのような人も昔はたくさんいたのだ。車の事故の時に先に謝った方が負けとはよくいわれることである、それが世界の常識なんだ。