不妊に悩んだ〜出来事〜 | 強迫性障害を楽ちんに克服♡幸せいっぱいになる方法

強迫性障害を楽ちんに克服♡幸せいっぱいになる方法

5年前に強迫性障害を発症、そこから苦しく辛い日々でした。でも実は強迫性障害は『生きづらい人生』を見直すきっかけをくれるものだったのです。私は今、様々な悩みから解放され助産師を続けながら幸せな人生を送っています。読んでいただきありがとうございます。

幼少期から自分より幼い子供が好きで


憧れは保育園の先生


でもピアノ音譜が弾けないとなれない職業と


風の噂(笑)で知り、わりとすぐに断念


そんな私に母が言いました


「赤ちゃんを取り上げる産婆さんって仕事があるんだって」


「それになる!キラキラ


思い返すと案外単純な理由爆笑



そんな私にとって自分が将来子供を産むこと


お母さんになること当たり前でした


とゆうか、それ以外の自分を


想像した事すらありません


だからいざ子供を望むようになった時


こんなに不妊に悩むなんて


微塵も思っていませんでした。




特に辛かったのは二人目の時


めんどくさい基礎体温を測り


子作りのタイミングを持つのに


何度も何度もやってくる


アイツ(生理ね)


その度に落ち込んで絶望感を味わって


徐々に主人にプレッシャーをかけるようになり


時には八つ当たりしたり


とにかく真っ暗なトンネルを


ずーっとずーっと彷徨ってる気分でした



不妊専門病院へ通院していた際


主人の転勤先で周りに知人もおらず


預け先のない私はやむなく


長男も一緒に連れて行ったのですが


待合室は大人の女性ばかり


不妊の病院に子連れはタブー


その空気がひしひし伝わってくるのです


“貴方はもう子供手に入れてるじゃない”


そんな心の声が聞こえてくるようで


私は長男が騒がないよう


毎回神経をすり減らしていました




ある日


トイレから戻ると待合室がザワザワ


長男が嘔吐していました
(本人はその後何事もなかったかのよう)


数人いた女性患者さんたちは


あからさまに身体を遠ざけ


汚いものをみるような


半分睨んでいるような


一瞬私は凍りつきました


看護師さんが気付いて駆け寄ってくれ


ホッとしたのも束の間


「体調悪かったんですか?!熱は?!」


そしてとどめの一言


「体調悪いなら受診控えてください」


ひたすら謝るしかありませんでした




仕事帰りに迎えに来る予定の主人を待ちながら


なれない道をトボトボ歩いていると


次から次へと涙が溢れてきましたえーん


スーパーを見つけて


息子にお菓子でも買おうと入りましたが


涙は一向に止まりません


入り口付近で泣いてる私と


よく分からずウロウロしている息子


周囲の人はジロジロと怪しそうに見ては


通り過ぎていきましたショック




主人が迎えにきて事情を話すと


また涙が溢れましたえーん


主人は話を聞いてくれましたが


実際にはきっと自分は蚊帳の外…


長男がタイミング悪く嘔吐しなければ…


主人や息子にも怒りがわきました


世界で一番自分が不幸と感じ

周りがみんな敵に見えました



子供がお金で買えるものなら…


当時何度も頭をよぎった言葉です


現実的じゃない願いに無念さを感じました


邪念だらけな自分に嫌悪感も


妊娠できないポンコツな自分への情けなさも


どうして私だけが


こんなに辛い思いをしなければならないのか


途方に暮れた一日でした



(続きます)