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晩年、祖父政次郎はディクソン中尉の事


をすごく心配していたと伯父から聞きま


した。





運命の悪戯にて、当時は敵と味方であっ

た二人。

しかし共に苦しい時代を生き抜いた二人

にとっては、いつまでも忘れる事の出来

ない同友だったのではないかと思いま

す。




ディクソン中尉のその後ですが、この写

真から2年後の1947年、同じ海軍のドロ

シーさんと言う女性と結婚されたそうで

す。

そして2人の子供にも恵まれ、11年間海軍

で活躍された後、軍を除隊し故郷のメリ

ーランド州(ワシントンDCの隣の州)に帰

郷されたそうです。

その後は兄のハーマンさんと二人でボー

トを建造し水夫として、またチャーター

ボートのオーナーとして生活されたそう

です。

また、ディクソン中尉は83歳で引退する

まで多くのボート作りに携わったとも書    
かれてありました。

その後エドワード中尉は2018年11月24日

 96歳で人生を全うされました。




ディクソン中尉は、生涯海を愛された方

だったんですね。



今回はディクソン中尉の名前をネットで

調べたら偶然にもこの記事を見つけまし

た。

決定的だと思った事が2つありました。1

つめは写真の年齢と生まれた年が一致し

た事。

2つめはアメリカ海軍に在籍していた事で

した。

亡くなられたディクソン中尉があの世で

祖父の子孫である私たちに伝えたかった

のではないかと感じました。



2022年に入りロシアがウクライナを侵略

し多くの罪なき人々が亡くなり、また多

くのウクライナ国民が犠牲になっていま

す。


私たちは以前戦争を経験した国だからこ

そ戦争の無惨さ、平和の有り難さ、を強

く感じます。

このブログに書いた祖父やディクソン中

尉も、決して争いがある世界は望んでい

ないと思います。


今日はそれを伝えたくてこのブログを書

きました。


追伸        ディクソン中尉、どうか天国で                    安らかにお休み下さい🍀