『碁盤斬り』観てきました。
いや、実は公開初週に観てきてました。
観賞後、宮崎に帰省してたりで
感想書くのが遅くなっちゃいましたー(´Д｀)
でもね、
時間のたった今でも
『碁盤斬り』良かったなぁーと頭の中で反芻するほどには
お気に入りの作品となってますよー。
実は白石監督の作品って
ちょっとハードなものが多いので
観るの怖いなぁーって思ってたんですよ。
でもねー
その覚悟が、あれ？！ってなっちゃうくらい
始まりは穏やかで、
とにかく
剛くん演じる「柳田格之進」が清廉で美しい。
ちょんまげ&月代が似合うよねー
筋肉質で色白で
浪人と呼ぶには、あまりにも清廉！！
娘ちゃん「お絹」役の 清原果耶ちゃんも
凛として美しくて
前半は
この２人の姿に釘付けでしたわー
ところが
物語中盤、雲行きは怪しくなってくる・・・
なぜ？
柳田格之進ほどの男が浪人になっているのか？
その理由と共に
新たな嫌疑がかけられて・・・
物語は一気に復讐劇に
もー
ホントに
碁盤に並べられる碁石の様に
白から黒へと変貌を遂げる主人公。
後半にはしっかりと、時代劇ならではの
殺陣シーンもありまして
素晴らしかった。
ストーリーとしては
ありがちな話なんですけど
静(平然)から動(激情)へ
その流れがとてもスピーディで
良かったなぁ。
ただね
惜しむところとしては
囲碁の知識皆無な私からすると
ちょっとで良いから
囲碁のルールなんかを登場人物たちの会話の中なんかに紛れ込ませといて貰えると
もー少し物語に没入できたかなぁーとかね
思ったりもします。
でも、ホントに
お薦めしたい作品でしたー
映画に参加されてる
俳優陣も素晴らしいの。
特に、私の推しは
小泉今日子ちゃんと國村隼さん。
物語の空気感をキュッと締めてくれてて
素敵でした。
剛くんLOVEだからと言うわけではなく
いや、LOVEですけども
映画お薦めです。
ぜひ劇場でご覧くださいませー！！
※画像はお借りしました