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業績がおもわしくない経営者に最も欠けている能力とは何か。
自分は長年この仕事をしてきて、「洞察力」だと断言できる。
知識がないわけでも、努力していないわけでもない。
しかし、多くの経営者は目に見える現象に振り回され、本質に辿り着く前に思考を止めてしまう。
その結果、対症療法ばかりを繰り返し、同じ失敗を何度も味わうことになる。
売上が落ちた理由を「景気が悪い」「競合が増えた」で終わらせる。
利益が出ない原因を「原価が上がった」「人件費が重い」で片付ける。
これは思考ではなく、言い訳であり、本質とは誰かのせいにした瞬間に見えなくなる。
洞察力とは、耳の痛い現実から逃げずに、「自社の構造はどうなっているのか」「自分の判断は正しかったのか」を冷酷な目で見つめる力でもある。
では、その洞察力はどうすれば身に付くのか。
残念ながら、セミナーを聞いただけ、本を読んだだけでは身に付かない。
洞察力は“考え抜いた量”でしか育たないからだ。
しかも、即効性は一切無い。
ここを理解できない経営者は、永遠に表層をなぞり続けることになる。
自分が常に伝えているのは、数字と現場から逃げるな、という一点。
数字を見ずに語る経営は論外、現場を見ずに語る経営も机上の空論。
この二つを行き来しながら、「なぜこの数字になったのか」「この行動は本当に利益に結びついているのか」を問い続ける。
その反復運動こそが洞察力を鍛える。
もう一つ重要なのは、抜本的な判断を急がないこと。
多くの経営者は、決断が早いことを美徳だと思っている。
しかし、考えが浅いままの決断は、ただの暴走であり、深く考えた上での決断スピードとは意味が違う。
考えない経営者ほど無駄に動き、無駄に傷を広げている
経営とは、派手な戦術ではない。
静かで地味で、孤独な思考の積み重ねでもある。
この覚悟が持てない経営者に、洞察力が身に付くことはない。
経営者とは、
考え続けることから逃げない人間だけが、
名乗れる立場だと思う。。。
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