帰り道、華之は晃輝とある約束を(半強制的に)させられた。

「秋にある新人戦で、勝った方が負けたほうに何か命令できるって事にしんかぁ?」

と。基本、晃輝はお約束~な賭けしかもってこない。
華之は思った。晃輝は勝って、俺に『陸上を辞めるな』って言うんだろうなぁ、と。今、陸上を辞めたい華之にとってはこの賭けに勝つしかないんだなぁと思った。ここで止めたら晃輝に後々いぢられるから、この賭けに勝つしか華之は陸上部を辞められないのだ。

「しゃぁねぇなぁ。」

だからしぶしぶ華之はその賭けにのった。