昨夜は非常に良く眠りました。
夕食が早く、ベッドに入ったら即オチ。
東横イン名物の殺伐とした朝食争奪戦は避けて、ゆっくりと1階に下ります。
期待通り空いていましたので、ゆっくりたっぷりいただきます。
昼食はもう入りません(笑)
今日もいい天気だなぁ。
これならまたガシガシ走れるわ。
取り敢えず国道18号線にでて、カントリーロードを楽しみます。
基本的にこの辺りは全て制限速度が60㌔なので、VFRのペースで走ることができます。
上越から東京方面はいくつものルートがありますが、志賀草津ルートは避けておきます。
以前、雪解け水が凍結していたのに前輪が乗っかって転んだこと、そして下った先の草津温泉付近で渋滞があることが主な理由です。
走るなら混む時間帯を避ける工夫が必要ですね。
この辺りはどこを走っても妙高山が見えます。
余裕で百名山に入る妙高山。
見た目にも美しいですね。
今日は18号線を上って、途中から山道を楽しみます。
VFRの本領発揮!
っていうかどこまででも倒し込めるカンジです。
野尻湖の先から戸隠、鬼無里方面に向かいます。
道はガラガラ。
前のクルマも直ぐに道を譲ってくれます。
もちろんお巡りさんのお世話にならぬ程度の速度を保っているのですが、気持ちよく走れますね。
ま、こういう道ではバイクの方が圧倒的に速いのですから、道を譲って正解かと思いますが。
爽やかな戸隠高原の朝。
いい塩梅ですわ。
暖かい日差しと冷たい風が最高に気持ちよいです。
行き交うクルマも疎らだから、自分の好きなペースで走れます。
純正マフラーなるも、結構いい音がします。
自然に映えるVFR。
今時のバイクにはない良さがありますね。
紡錘形というか、さかなっぽいというか。
一つの完成形なんでしょうね。
戸隠神社に到着。
桜が咲き誇る参道には多くの人が来ていました。
さすがに外国からのお客様は見受けられません。
やはりここは通好みの神社ですからね。
里山とVFR。
桜が咲いているだけで気持ちが上がります。
コンパクトというか、ぎゅっと凝縮されたような雰囲気があります。
山道を思うままには知り倒せるVFR。
このまま手放すのは惜しくなってきています。
やはりサイドケースとのバランスが素晴らしい!
純正よりもこっちでしょう。
容量は負けますけどね。
日本にもよく合うバイクです。
あまり売れていないらしいけど。
桜とVFR。
鬼無里の春は若干遅めに訪れるようです。
日本のバイクという感じがしますね。
もちろんヨーロッパでもよく売れているらしいですけど。
おっと、北アルプスが見えます。
長野って本当に奥が深いです。
この辺りのコーナーではバイクを寝かせまくりました。
あとでタイヤの様子を観察するのが楽しみです。
ちなみにバンクセンサーは無事でした。
しつこいけど、里山とVFR!
このバイクを手放す必要、あるのか?
疑問に思いながら山道を楽しみます。
それにしても倒し込みが軽いなぁ。
みんなみちをゆずってくれるからスイスイと進みます。
北アルプスとVFR。
美しい日本のバイクだな。
バイクってこういう格好してるもんだよね。
燃費もいいし、何よりもレギュラーガソリンです。
オイルも安いので全然問題ないらしい。
よくできたバイクだね。
信州の春を満喫です。
ここまでいいペースできていますので、早く帰れそうだな。
気持ちよく走れて大満足です。
北信州はあまりは知ったことがなかったけれど、再訪決定ですね。
今度はこっち方面に泊まりで来たいな。
ワインディングばっかり走り継いで、ヘトヘトになりたい。
おっと、今度はリンゴの花だ。
いい塩梅に咲いてくれていますね。
この写真ではわかりにくいかも。
ジャン!
リンゴの花だらけ。
今年もバッチリ収穫できそうですね。
最近はリンゴもいいお値段がしているので、農家さんも潤っていいでしょう。
道に迷い、なぜか白馬方面に向かって走っていた私。
トイレによってミスコースに気づきました。
危ない危ない。
 早く気づいて良かったです。
途中、コンビニでまたもや休憩します。
国道18号が混んでいるので、給油して沿道にてひと休み。
アイスコーヒーが嬉しい暑さですね。
ん~、タイヤもよく使えています。
やはり端まで使えると気持ちがいいですね。
走行距離3,000㌔台にしては結構減っている気がします。
さすがにフロントは端まで使えませんが、こちらも結構、使えています。
やはりスポーツバイクってこうじゃないとね。
もちろん、端まで使えば偉いわけではありませんが、バイクの面白さってここにある気がするんです。
バンクさせて旋回、 アクセルで立ち上がる、みたいな。
佐久方面から、敢えてビーナスラインを避け、白樺湖へ抜けました。
正解!
こっちはこっちで気持ちいいし、上は曇っていましたから。
ワインディングにめっぽう強いVFR。
ますます離れがたくなりました。
ちなみに白樺湖でも桜が見頃を迎えていました。
ライダーもたくさん見かけます。
信州、いいねぇ。
ハーレーで走っても楽しいだろうな。
以前、教えてもらった八ヶ岳高原道路で渋滞回避を。
諏訪から韮崎まで一気にワープしましょう。
そこそこクルマはいますが、流れているので問題なし。
田園地帯を進みます。
一部道は荒れていますが、直線基調の広域農道が続きます。
神戸ナンバーのGSとしばらくランデブーしました。
いやだったろうな、多分。
私は存分に楽しませていただきましたが。
さて、そろそろ高速に入ります。
韮崎から先は良い抜け道がないので、勝沼までワープ!
連休中は休日割引が利かないとのこと。
残念ですが、JHももうけなくちゃいけませんからね。
中央道は大月から先が致命的な渋滞だったようですが、私は遙か手前で下りますので関係ありません。
中央道でVテックサウンドを轟かせまくりのVFR。
追い越し加速が半端ではありません。
勝沼まであっという間です。
通行料910円也。
やはりガバッと開けたときの加速が尋常ではありませんね。
ターボが利くようにVテックが身体を前に引っ張っていきます。
ラフなアクセルワークだと、フロントが浮きそうです(笑)
あまり流れの良くない甲州街道。
下手なドライバーがトロトロと走っているせいです。
流れを変えるために老舗の道の駅甲斐大和でトイレ休憩を取ります。
そこそこ混み合っていますね。
3連休、まずまずの好天でしたから、皆さんお出かけしたのでしょう。
ハーレーはあまり見かけませんね。
笹子トンネルを抜けて、大月から都留へ。
いつものHDSで休憩を取ります。
途中、ハーレーの集団をぶち抜いて来ましたが、とても紳士的な人達でした。
いや、排気音がちょっと紳士的ではなかったか?
この辺りで更に感傷的になります。
VFRはいいバイクです。
こんなに早く別れる必要はあるのか?
モヤモヤした気持ちになりますね。
コーヒーが一層苦く感じられました。
いいバイクなんだけどな、間違いなく。
確かに 多少、急かされる感じはありますけどね。
前傾もそこそこあるから、手首にも負担はあります。
でもそのおかけで峠道では負ける気がしません。
こういうバイクが一台、手元にあることも大切なのではないか?
自問自答しながら山道を過ぎ、大垂水峠を越えてきました。
遂にコクボモータースへ到着しました。
これでVFRとはお別れです。
およそ1,000㌔の旅はもちろん問題なく走れましたし、楽しい感動を味わうことができました。
荷物を引き取ってバイクを置いて帰ります。
おや?
なぜが族車が停まっていますよ(笑)
不思議な光景ですね。
おっと、バイク仲間もいました。
VFRの武勇伝を披露しながら、ツーリングの締めくくりをします。
これは見まごう事なき、バイク仲間のGTですね。
相変わらず格好いいし、サイドケースは外されています。
ホイールベース、長いな。
これに比べるとRTはかなりショートホイールベースです。
まさかこれを買うことになるとは、コクボモータース恐るべし。
でもVFRとこれを置いておいても、どちらも乗らなくなってしまうのは必定です。
やはりVFRと別れるしかありません。
僅か一泊二日間でしたが、サイドケースも使えたし、いい思い出ができました。
VFR、いいバイクでした。