遠出の自粛が新たな発見❣ 地元のお蕎麦屋さんに感激 | ”明日は何処へ”

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平成30年春に定年退職した初老の爺が、
豆柴タロウと伴に目を凝らし耳を澄ませて、
日本のいいとこ発見の風まかせ行脚。

緊急事態宣言の出ている神奈川県と愛知県に挟まれている我が静岡県。

当然の如く県境を越えた移動は自粛。

 

そんな訳で、休日の雪見ドライブも我慢して自宅のある市の山奥にあるお蕎麦屋さんへ行ってみることにした。

 

手打そば「卯乃木」

ちなみに我が家は、谷稲葉ICのそば。

なんとなく山小屋ロッジ風でもある。

店内に通されれば、大きなガラス窓の前の席へ

店は大きいのに、お客は4組まで。

マスター一人で切り盛りしているため、お品書きは

味噌田楽とせいろと田舎そば。日本酒もあり。

 

柚子のきいたお味噌、おでんは熱々で雨模様の今日にありがたい。

麵つゆは、カツオだしか野菜だし。

せいろは野菜で、田舎そばはカツオでいただいた。

やさしい味だった。

右が蕎麦湯、左がお茶。

マスターの温和そうな人柄が、お蕎麦の味にも、店の作りにも、器にも表れていた。

お店の前の坂道を下れば、蔦の絡まるつり橋を渡って水車村。

今の地に住み始めて30年近くなるけど、このお蕎麦屋さんに入るのは

初めて。

地元でとてもいい発見をした一日だった。