神社の自然巣(その2) | NPO法人 はりま田舎暮らしの会

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9月26日(日) 雨のち曇り

 

昨日に引き続き、(その2)であります。

最初に訂正をさせてください。

 

昨日のブログで使用した文言が間違っていました。

切りとった貯蜜層から、ポタポタとハチミツが流れ落ちてくるのを「流蜜」と表現しましたが、

「垂れ蜜」が正解です。訂正します。

 

さて、今日は自治会役員のM・I氏と二人で作業をしました。

掃除機を使った吸引機の内側です。

 

 

 

掃除機と繋いだホースが右側、蜂を吸い取るノズルは左側です。

衣装ケースに蓋をしたら、ガムテープで目張りします。完全に密閉状態でなければ吸引は

出来ません。

 

つまり、吸い取るノズルと掃除機の間にこれだけの空間を通して空気が吸い込まれるので

ミツバチたちへのダメージを少しでも減らすことが出来ます。

吸い込まれたミツバチは赤い野菜ネットの中に溜まるという寸法です。

 

半透明の衣装ケースですから、どれくらいの蜂を吸い込んだかは、外から見て判ります。

一定の量を吸い込んだら、ケースから取り出し、袋ごと吊るして、扇風機で風を送り、パニックで上がった体温が下がるまで冷却します。

 

 

冷却して落ち着いてくると、ミツバチは袋の中で上へ上へと昇り始めます。

そうなると、巣箱の下方から中へと追い込みます。

 

 

これの、繰り返しですが、かなりの忍耐とミツバチへの愛情がなければ出来ませんよ・・・

 

 

今日も、神殿の中は蒸し暑くて、休憩を取りながら3時間ほど頑張りました。

贔屓目ですが、90%くらいのミツバチは回収できたのではないでしょうか?

 

最終的な戻り蜂の回収と後片付けと、掃除は2・3日後と云うことにして、神社を後にしました。

 

しかし、反省点としては、吸引したミツバチたちにかなりの犠牲者が出たことです。

パニックによる自家発生熱によるものか、吸引パワーが強すぎたのか不明ですが

可哀そうなことをしました。