オオスズメバチ防除ネットとペットボトルトラップと給餌完了! | NPO法人 はりま田舎暮らしの会

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8月15日(月) 終戦記念日 猛暑日

 

先日のブログでご紹介したオオスズメバチ対策の防除ネットは、昨日中に全蜂場を巡り

(と云っても8群ですが・・・)設置してきました。

設置したときに彼女たちはかなりパニック状態になり、すぐには出入り出来ませんでした。

突然、出現した見慣れない障害物に驚き、出入り口を必死で探していました。

 

 

 

先日、ブログをアップした後に設計者の「86net南麓日記」さんから「金網の一番下の針金を

1本抜いたほうが、プラットホームが混雑しませんよ」とのアドバイスを頂いたので、針金を1本

抜き取りました。その分、縦長の隙間になり出入りが楽になったようです。

(縦長のスペースはオオスズメバチは苦手らしいのです)

この群れはネットの正面から出入りすることを覚えた様子ですが、他のほとんどの群れは

正面から出入りせずに底板に加工した冷却用の網から出入りしています。(底板網の方が

窮屈なのですが・・・?)

まぁ、2・3日すれば慣れて、落ち着くそうです。

 

防除金網でスズメバチは遮断しますが、念のためペットボトルトラップの誘因液を交換しました。  古いトラップの中は、ほとんどが黄金虫でした。

トラップも全群交換完了です。

 

蜜枯れ期で食糧難が続いています。白砂糖に市販のハチミツを給餌しました。

天井のスノコには沢山のミツバチが集まってきています。

 

 

白砂糖にハチミツを掛けてスノコの上に載せると、腹を空かせた1匹が待ちかねたように

飛んできました。

そっと屋根をかけて、給餌も完了しました。

 

オオスズメバチ対策として、防除ネット・ペットボトルトラップ、そして給餌が完了しました。

8月下旬から9月上旬に予定している採蜜まで、これで安心です。

 

と思いきや、油断しました。なにが安心なものですか?!

つい、先日にご紹介したお墓の自然巣ですが、蟻の大群を駆除してからは、巣枠式の巣箱で

平穏無事に暮らしている筈でしたが、今日見回りに行くと様子が変なのです。

屋根を外しても「沈黙の世界」です。

朽ちた輪ゴムがすべてを語っています。

 

 

 

スムシです! こんなに大きくなっています! 底には多数のミツバチが死んでいます。

まだ貯蜜がある巣枠も無残な状況です。

 

 

 

 

皆さんにお墓から引っ越しをしてきてから・・・とご報告をしたのが、7月23日のブログです。

あれから、凡そ、3週間見回りをしなかった猪三郎を恨んでいます。

 

3週間が致命傷になるとは・・・   自然界の厳しさが身に沁みます。

まだまだ貯蜜が残っているのに・・・この蜜枯れ期に逃去して無事に生き延びているだろうか?    心が痛みます。