外籠もり救出作戦

はじめにマカオの安宿を回る事にした。

宿泊先のホテルから近所の四つ星ホテルまで歩き、フロント前にいるボーイをつかまえタクシーを手配して貰った。

(道端で拾う白タクよりホテルで拾うタクシーの方が安全であり、日本語も通用する為に便利である。)

嘉華賓館や山水賓館、それに近辺のドミトリーに行き聞き込みを行った。

最近は若いバックパッカーに混じり団塊世代のバックパッカーが目立った。

また宿にある宿泊者用の交流ノートには様々な寄せ書きがあった。

これから東周りで世界一周を目指す若者の期待に膨らむメッセージや逆にカルチャーショックで凹んで帰国して行く者達のメッセージなど、また旅行中のトラブル情報や各地の安宿情報色々な情報が書かれている。

マカオに来るには香港から高速艇が主に使われる。
また金銭に余裕がある方はヘリでも来る事が出来る。


外籠もり救出作戦

山本の件は他の調査員に任せ、今回は海外に行ったきり連絡の途絶えた青年を捜し出す調査に乗り出した。

元々ヒッチハイカーに憧れた青年が旅行途中に連絡が取れなくり、心配した両親からの依頼である。

青年は大学在学中にバイトで貯めた60万円を持ち、地球の歩き方と旅行カバンとリックを背負い家を出て行った。

旅行中は必ず月に一回程度家に電話を入れていた彼だったが、2ヶ月経った今でも連絡が無い。

彼は今まで何回か海外に行った事があるが、今回はツアーやパック旅行と違い気が趣くままの旅行らしい。
まずは最後に連絡のあった場所まで移動する事にした。
賞金首を探せ

調査開始からもう72時間がたった。
同業者からも連絡が入りお手上げ状態との事であった。

山本の消息は依然として掴め無いままでる。

急に他の調査が舞い込んだ為に、調査員3名をこの件の専属にさせ自分は海外に飛んだ。

目的地は澳門である。

賞金首を探せ つづく