結婚調査

ホテルから出て来た松田と女性を撮影し今日の調査を終了した。

松田の荒い出しの結果は、高校を卒業後地元のデパートの紳士服売り場に就職。
職場は1年で退職、バイトを転々とし2年後に株取引の会社に就職。

2年後、会社は倒産。

その後、同じ事を3回繰り返している。
しかも最後は倒産が重複し会社自体の登記もされていない。

顧客から金を搾り取り計画倒産。

会社の代表取締役と称する男性は消息不明。
雇用された社員・アルバイトの大半は給与未払金状態。

各会社の所在地は架空の住所で郵便物はすべて転送がかかっていた。
転送先の住所地はウィークリーマンションになっており、借りていた人物はホームレスから戸籍を買い取った人物が賃貸契約を結んでいた。

依頼人に調査報告をした。今後どうするかは依頼人次第であり結果を娘はどう受けるかは自由である。

3日後の深夜、携帯電話に依頼人から連絡が入った。
松田に娘は800万貸していた事が判明し、そして娘のマンションに警察が来て松田と一緒に連行されてしまったと・・・。

依頼人は警察から連絡を受けたあと倒れてしまい床に伏したまま電話をして来ている。
身柄を引き取りに行きたいが、親戚や他の家族には知られたく無い
頼れるのは自分しかおらず、依頼人の代わりに警察署に娘を迎えに行った。

娘は意気消沈顔面蒼白状態、下手したら自殺しかけない雰囲気だった為このまま依頼人の居る実家まで送り届けた。
結婚調査

尾行中に尾行されるとは思いもよらなかった。

女性はご立腹。
落ち着かせる為、一方的に喋る女性の話を道端で聞く事になった。

女性は半年前から、お見合いパーティーに通っていて今回初めてビビっと来た男性が自分であったらしい。
パーティー中は楽しく喋って居たのに、いざ結果発表となったら何故私を指名しなかったのか?
今まで男性にフラれた事など1度も無い。

だから悔しいらしいのだが、自分としてはそんな充実した会話などした覚えも無い。

う~ん。何と言って怒りを収めれば良いものか迷った。
何とか怒りを収め、お引き取りして頂いた。

その後、バーから松田は出て来て女性を連れシティホテルに入って行った。
結婚調査

お見合いパーティーは順調に進み、最後にカードが配られ第1希望~第3希望までを記入して相手の希望と一致すればカップリング成立となる仕組みになっていた。

カードに適当に番号を記入し回収ボックスに入れた。
松田は狙っていた女性とカップリングが成立した。

お見合いパーティーが終わり会場を出た松田の尾行を開始した。

松田は女性と手を繋ぎ歩いて駅付近にあるバーに入って行った。

バーのある建物の出入口が確認出来る場所にて張り込みをしようとした時、誰かに不意に腕を引っ張られた。








さっきパーティー会場で会話した女性だった。

女性「何で私の番号書かなかったのよ!」

とんだ逆切れである。