調査初日は不良グループは現れなかった。

撮影と同時刻に周辺探索を行った結果、不良グループはたまり場としているゲームセンターにて遊んでいた。

張り込み3日目にして不良グループが現れた。

依頼人宅の家の前を原付3台で何回も往復している。
その時、腹を立てた依頼人が玄関から出て来てしまった。

その日は何事も無く不良グループは帰って行った。

万が一の事を考えていたので、正直ホッとした。

次からは外に出ない様に依頼人に話した。

翌日も不良グループは現れたが依頼人宅前に2台の原付が止まった。
残りの1台が壁に寄りかかる様に止まり、原付のシートに登り依頼人宅の池に何かを投げ込み去って行った。

すぐさま依頼人に連絡を入れ池を見に行ったら、池の鯉が暴れていた。

何か薬品を入れられたのだろう、すぐに網とバケツを用意して貰ったが池の鯉は全て亡くなってしまった。
依頼人自慢の錦鯉だったらしい。
高い鯉になると数百万はする鯉も居るらしい。

翌日依頼人は警察に行き被害届を提出した。

また不良グループの所在も判明した現在、調査費用+慰謝料を請求し裁判中である。

今回は後味の悪い調査であった。