次に乗るバスは
関越交通
鎌田行き
季節運転の観光路線だが、意外にも、普通の路線バスタイプの車両だった。
IC カードが使えるとは思わなかった。
1日3往復の運転
日光発の次のバスでも間に合うが、紅葉シーズンはいろは坂大渋滞で、まず無理だろう。
5~6人が乗車
バスが発車するやいなや、初乗り運賃800円に目玉が飛び出しそうになる。
どうやら、県境までバス停がないようだ。
Suicaは、私としては大金に当たる5000円も積んできたが、湯元までで残金500円台になってしまったから、整理券を取った。
今回は運賃関係を全く調べず、我ながらずさんである。
35年前に家族の車で通った時は有料道路だったが、料金所跡ははっきりしなかった。
湯ノ湖を見下ろしながら、標高1750メートルぐらいまで登り詰め、国境の長いトンネルを抜けて群馬県
丸沼を横目に
つづら折りの下り坂で、私の好物であるスノーシェッドが断続する、いい感じだ。
徐々に集落が現れ初めて、片品村の中心部に入った。
運賃表を見てビックリ
2000円を超えているではないか。
1200円ぐらいとの予想は大外れ。
万札をどこかで崩さないと、このままでは沼田市街へ行かれないぞ。
幸い、鎌田では25分ほどの乗り継ぎ時間がある。コンビニがあるかどうか?
約1時間バスに揺られて、ドアが開くと、恐ろしい熱風
30℃ぐらいだが、体感的に35℃ぐらいに感じられた。
このクソ暑い中、町内を右往左往し、道の駅へ逃げ込んで、180円のお買い物。
道の駅前の停留所で降りても、大清水方面からの上毛高原駅行きのバスに乗り継げたようだが、運賃が跳ね上がると癪なので、鎌田のターミナルへ歩いて戻った、あぢ~
やってきたバスは東武傘下の朝日自動車カラーの関越交通バスで、浅草からずっと東武づくしだ。
3本目のバスは、7~8人程度の乗りだが、沼田市内のお祭りの関係で満員になるかも。
老神温泉のちょっと先の郵便局前からは一昨年眺めたばかりの景色になった。
とうもろこしの売店や豚カツ店がやたら多い。
旧白沢村域を抜けて、従来からの沼田市域へ入っても、1人浴衣姿の女性がいるぐらいで、空席だらけのまま。
もしや、想定外の暑さで昼の祭がすべて中止になったのかと心配になる。
この日、全国あちこちで、町内会レベルの祭や盆踊り大会において、明るい時間帯の縁日や、子供の演奏会などが軒並み中止や時間繰り下げになっているし。
バスは右折し、普段通らないコースに入るが、興奮しているのは私ぐらいで、車内がざわつくことはなかった。
臨時の「沼田高校入口」、まさかの乗降無し。
そして、臨時の「郵便局前」で下車
ここがお祭りのメイン会場に近い。
運賃は1000円程度と踏んでいたが、1750円か~
会場に急いだが、セレモニーや演奏は一切やっていなかった。
やっぱりね。
段丘上だし、片品村よりは暑さは和らいだ、祭が動き出すまで、待機中の山車や屋台を眺めたりして、時間調整。
(つづきは、1日おいて、明後日に)