三ケ尻貨物線は今 | ハンター湘南の旅ブログ

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5月5日(こどもの日)続き

 

ふかや花園駅は蒸気機関車と

 

アウトレットで、子供連れで午前中から賑やかで、GWらしい光景

 

そこから一転・・・・

珍しく、元都営6000形が来た

 

熊谷行きに乗って、明戸へ移動

(余談ながら、この車両は「次はオマエダ」表示はありません)

 

途中、永田で石灰石貨物(返空)と交換

 

 

貨車20両あり、有効長ギリギリ

北海道や福岡でこういった風景を見たかったなあ

 

次の武川では、積車状態の貨物列車を追い抜く

と言うより、ここから貨物線へ入るので信号待ちだろう

GWながら貨物列車が行き交ってる光景、まさかファンサービスでは無かろう。

 

電車内から貨物線の分岐点をパシャリ

 

明戸で下車、降りたのは自分ひとり

初下車

 

いよいよマイナーな世界への扉は開く


簡素な駅だが、バリアフリー設備が真新しい

 

さあ、ここから三ケ尻貨物線(一部廃線)に沿って、籠原までウォーキングだ。

かねてから歩きたかったが、暑さのため度々延期しているうちに、一部廃線でJRと分断されてしまうとは大誤算だった。

廃線区間がどうなったが気になる(国土地理院25000分1地図では削除されている)

 

深谷市の消火栓

(消火栓カードは無いよね)

 

もともと、明戸駅周辺は大里郡川本町だった

 

貨物線に沿った道へ出て、ひたすら歩く

ここは現役線で、第1種踏切あり

 

途中、生コンミキサー車がズラリと並んだ工場があり、壮観

(工場内のため画像掲載は控えます)

特装貨物自動車マニアの方にはおススメ

 

道路は徐々に荒れて私道っぽくなってきたが、立ち入り禁止ではないのでそのまま進む

セメント工場が休みなのか、トラックも乗用車も通らない

 

道が狭まって来た、この先進めるだろうか

GW中だが、同業の鉄道マニアや通行人の姿は全くなし

「次はオマエダ」のような不気味な世界

 

この辺りから先は第4種踏切ばかり

秩父鉄道は第4種踏切を廃止すると公表したが、ここは対象外だろう。

 

並行私道はここまで、幸い公道へ逃げられて良かった

 

工場側の線路のみ、レールは光っていた

JR方面は錆だらけ

 

ここから先は離れた道を行くしかない

塀に囲まれ、工場内の線路は見えない

(敷地内に入ったり、塀によじ登ったりはしてません、ここは我慢)

 

道路の隙間から、セメント工場萌え~

 

この辺りが貨物ヤードか?

貨車入替の気配なし

 

ここが線路の終端部らしい

架線は撤去されている

 

鉄橋と築堤が空しく残る

架線柱も撤去された

つい最近まで扇町からの石炭列車が行き交っていた

 

 

ホキ10000による石炭列車(2020年2月撮影 川崎市内)

 

こちらも鉄橋が残る

 ペンキが剥げて文字の解読不可能


再開発で築堤が左右に分断された

 

それにしても、熊谷、くそ暑い

5月5日だよ

 

分断面を見る(秩父側)

コンクリートは打ち立て

 

(熊谷側)

並行するパイプは残されたのか?

 

※立ち入り禁止部分には入ってません

 

築堤を歩けないので、付近をジグザグに進むしかない

とにかく暑い

この付近にバス路線や日陰はない

 

ここは橋梁が撤去された

高さ制限の標識が放置

 

ここまで来ると、線路跡は地平を行く(熊谷側)

初めて路盤を見られたが、レールは綺麗に撤去され、砂利のみ残る

 

秩父側を眺める

工場が遠くに見える

 

大きな建物が見えた!

何もない場所に忽然と

確か熊谷市の文化施設で、前に一度来たことがある

緊急避難だ

 

裏口側に何やら行列が!

 

熊谷女子高校アンサンブルマジョリティ部 第39回定期演奏会

ちょうど開場時間で、列が動き始めた。

まさにオアシス登場だ!

 

長い行列が涼しいホール内に吸い込まれる

ずっと灼熱の殺風景な廃線めぐりだったので、急な環境変化に戸惑う。

 

(演奏会の内容は、一つ前の記事を参照願います、廃線跡巡りレポートを続けます)

 

3時間近い演奏ですっかり元気を取り戻し、ウォーキング再開

 

熊谷西高校付近へ

 

秩父方向は緩いカーブ

 

熊谷方向は川で分断

迂回するしかない

 

その先は並行道があって楽に進める

枕木や犬釘といったものは残ってなかった

 


 

踏切跡は不自然に道路が盛り上がっていた

 

徐々に高崎線に接近

 

高崎線との合流に備えて、いかにも鉄道らしい緩いカーブ

 

小学校の校舎に「ありがとう」の文字

しかし、三ケ尻線がらみではなかった

 

ここ、廃校は無いでしょ、人口は徐々に増えてるし、社宅廃墟や昭和の集合住宅など、児童数激減要素はない

(後で調べたら、やはり廃校ではなかった、人騒がせな)

 

合流部分を遠望

 

この近辺、架線柱を更新中

「国鉄」がどんどん消えてゆく

 

予定より大幅遅れ、16時15分ごろ、籠原駅にゴール

まずは遅くなった昼飯を

 

帰りの時間帯、ちょうど始発列車や増結車が無いエアポケット状態で、高崎からの普通車はUターン客で籠原到着時ほぼ満席、熊谷で座れたけど

(値上げのため、グリーン車は乗りません)

 

おまけ、帰りがけの東京駅で

臨時特急「あしかが大藤大船号」退避

普通列車のダイヤ変更有

 

(今日は、ネタなしにつき、しばらく休載します、再放送はあるかも)