お待たせしました、2月山陽山陰の旅2日目
改めて、朝のスタートから書きました。
益田6時55分発
特急スーパーまつかぜ6号でスタート
これが始発かと思ったら、5時36分発の鳥取行きもあり、寝ていて気づかず。
県都の松江への単身赴任者のためだろう、ご苦労様です。
6号は2両だけで、先頭が自由席、2両目が指定席、私はもちろん自由席へ。
益田からは自由席車両に3人だけ
駅はまだ無人状態だし、侘しいスタート
キハ120の普通列車の浜田行きも、キハ40の津和野行きも、ほとんど人の気配はない。
平日ならば、特急は県庁詣でなどの出張客が、普通列車は浜田高校や津和野高校への通学客がパラパラ乗るだろう。
さすがにキハ187の加速度は高く、制御式振り子機能を遺憾なく発揮して、豪快そのもの。
島根県が推進した高速化の賜物で、以前、米子から小郡まで乗り通した際は、対象外の山口線は、死んだような走行に感じた。
個人的な話だが、益田~出雲市は、位置ゲーは全て完了済みだから、ゆっくり寛げて、景色に集中。
あちこちに点在する石州瓦の漁村集落は、実に絵になる!
純日本的風景
最初の停車駅は三保三隅
次第に、浜田の市街が見えてきた
島根県石見地方最大の都市だが、浜田自動車道が整備されてからは、高速バス利用が圧している。
浜田からは自由席は5人の乗車と拍子抜け
岡見で普通列車と交換
近くに火力発電所が造られ、宇部興産からの貨物列車の運転が始まり、岡見駅は鉄道ファンの知名度な急上昇したのだが、山口線の長期運休が災いし、貨物は短命に終わってしまった。
石州瓦の体育館まであった!
都野津で運転停車
特急同士の交換のため、こちらが待つ格好
ちなみに江津高校は都野津にあるので、定期客は江津を上回るだろう。
江津は石州瓦のまち
自由席には4人乗車
旧三江線側は草ぼうぼう状態
代行バスも切れ切れで、跡をたどるのは容易ではない。
江の川を渡る
次の停車駅は、温泉津
意外にも、5人の乗車あり
温泉津の集落は世界遺産の石見銀山の構成遺産に一部指定され、脚光を浴びているが、瑞風の途中下車客(停車は今年の秋からでした。早合点すいません)は乗降客数の統計に反映されないのだろうか、温泉津の乗降客数は激減。
そして仁万
合併前、住所は
「邇摩郡仁摩町仁万」
正しく書ける方は少なかった
志布志市志布志町志布志の~みたいな看板があると、観光名所になるし、いい勉強になるぞ(笑)
少なくとも、国鉄時代のように駅名板に所在地を入れてほしい。
西出雲から先は、久々に電化設備を見る
そして8時53分
出雲市に到着、
約半数が下車し、ほぼ同数が列を作っていた。
益田~出雲市は線形の悪い区間ばかりだったが、この速さに感動した。
出雲市は高架駅だが、社殿風のデザインが印象的
おやっ、まさかの新型やくもではありませんか!試運転らしい。
9時頃、数分間停車して、松江方面へ出ていった。
さて、次に乗るのは
一畑電車
地元では「ばたでん」と親しみを込めて呼ばれている。
ばたでんはずいぶん久しぶりで、楽しみ。
位置ゲーでは、本州で残り少ない全て手付かず路線で、ポチポチ忙しくなりそう。
「RAILWAYS」で一躍人気者に
元京王電鉄の車両
カラーが伊予鉄っぽい
2扉車の2両編成
つり革は「京王百貨店」ではなく、しまねっこ
WAONカードで切符が買えたし
車内はwifiが繋がり、一畑電車は進化している。(今これを書いている新幹線のwifiときたら💢)
JRとの別れ地点
少し前まで、ここに一畑のみ電鈴式踏切が残っていて、JRの電子音と「二刀流」だったのは、非常にレアだった。
川跡で出雲大社線が分岐
昔から相互接続のダイヤが素晴らしい
ここも外国人大量発生チュウ
旧平田市域に入り、雲州平田駅は、車庫が併設
子供が構内で撮影したりしているぞ、時々開放してる?
一度降りたい駅
吹奏楽ファンには強豪の平田中学校を思い出させるが、出雲一中や出雲二中の影に隠れがち。
高校では中国3枠が、出雲、大社、出雲北陵と出雲勢が独占したこともあった。
出雲は、まさに吹奏楽王国
そして、途中最大のハイライトは
一畑口のスイッチバック
かつてはこの先まで線路が延びていて、廃止後も配線を変えてないまま現在に至る
景色に見とれてうちに、案の定、位置ゲーをポカしてしまい、2回もレーダーを使って救済
前後が入れ替わるとともに、車窓には宍道湖が目一杯に拡がる。
秋鹿では、特急と交換
これ、乗りたかったなあ~
松江イングリッシュガーデン前
ルイス・C.ティファニー時代に獲得したかったなあ~
そして10:10
終点の松江しんじ湖温泉駅に到着
最後の1駅はなかなか俊足で、まるで京王の特急だ
1時間ほどの旅、楽しかった
予報が外れて、晴れている
さて、時間の許す限り松江城観光へ
NHKのど自慢(松江市開催)も、間もなく放送
書いていて目が疲れたので、続きは、また後日
(月曜日休刊、つづきは火曜日予定)