沖縄本島路線バス旅与那原、西原 | ハンター湘南の旅ブログ

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3月4日 沖縄バス旅は、早くも最終日
 
なお、飛行機の料金面や、体を本土モードに順応させるため、昼頃のジェットスター成田便で早めに帰るプランにしてある。
 
帰りの飛行機まで、ホテルで寛いだり、国際通りをぶらぶらしてお土産を探すのが一般的旅行者の傾向だが…
 
マニアは、違う。
 
3日間有効のパスを活用して、昼過ぎの飛行機まで、時間の限りバスに乗って、平日だから、郵便局で旅行貯金のノルマも課してから、沖縄に別れを告げよう。
 
さて、最終日は、まだ乗ってない東陽バスにまずは乗ろう
緑とオレンジのカラーリングはなかなか気に入っている
 
昨日同様、暗い中ホテルを出て、7時頃に那覇バスターミナルへ歩き着いた。
 
早くも通学客が動き始めているが、3月の初旬に半袖夏服の生徒もパラパラ。
この時期には実に新鮮!
 
さて、まずは与那原へ向かう。
予め、バスの行き先まで把握してなかったから、発車間際に大いに焦った。
「志喜屋」なる行き先のバスが通ると気づいて乗り込むと、直ちに発車。
 
なかなかくたびれた車体で味があったが、時間ギリギリで写真は撮れず。
どこかで確実に撮りたい。
 
那覇市内の朝の渋滞が懸念されたが、3分程度の遅れで、拍子抜け。
 
那覇市から南風原町に入った頃から、知念高校の生徒がパラパラ乗車し始めた。校則なのか、全員学ランと冬セーラーで黒々してて残念、真っ白な光景を見たかった。
 
与那原町に入り、一計を案じた。
 
時間に余裕があるので、予定より少し乗り越して、知念高校前で降りた。
 
 

案の定、高校生の下車で時間がかかり、デジカメとケータイ両方で、ゆっくり撮影できた。
 
しかも、偶然にも、反対側が東陽バスの操車場ではないか!
知念高校下車は、大成功!
 
東陽バスや、通学の中高生とすれ違いながら、与那原へ朝散歩。
22℃ぐらいで昨日より大分涼しい。
 
なお、この付近では、左側通行になった昭和53年7月30日に大量導入された「730バス」が日曜日に動態保存で走るらしい。
今回は日曜日は中北部を優先したので、ナナサンマルは見られず残念。
 
帰宅後に知ったのだが、この付近に沖縄県営鉄道の与那原駅があったらしく、駅舎が復元されたとのこと。
ああうっかりしていた。
鉄道のことが脳裏から遠ざかっていた。
 
復元駅舎は、復元された首里城の建物部分(世界遺産なのは土台だけ)みたいに、歴史的価値はないものの、戦前のオキナワを偲ばせる取り組みは良いと思う。
 
 
さて、与那原から、次は西原町方面へ向かおう。
 
30番バス「泡瀬行き」(←どこ?沖縄の地理には疎い)は、8時台のピーク時に那覇市内を出発して来るので、まあ10~20分遅れるだろうと、ぼんやりしていたら、わずか5分遅れで不意に現れた。
 
5分ほど乗って、小那覇で下車
 
西原町内に足を記すのは初めてだ。
 
郵便局の開局まで、15分もて余したので、時間潰し。
この辺りに「鉄道馬車」が走っていたらしい。
 
9時、西原郵便局で旅行貯金
いい記念になった。
 
さて、次は内陸へ丘をかけあがり、
 
「翁長」で下車
(仮名を振らなくても、読めますよね)
 
すぐ近くにあるのが
 
沖縄県立西原高校
 
昨日のマーチング演奏会の興奮が甦る。
 
演奏会の寸劇に、西原高校の校門を模したセットが登場したが、なるほど、そっくりだ。
 
さて、西原高校近くの郵便局に寄ってから、10分ほど歩くと、沖縄自動車道にぶつかった。
 
新たなインターと、ゆいレールの新たな終着駅「てだこ浦西」の建設現場が見えた。
パーク&ライドが可能で、渋滞を避けて、中北部から那覇市内や空港への最短ルートになろう。
 
また、那覇市内から西原高校への通学が格段に便利になり、人気上昇間違いなし。
来年度からは、マーチングバンド部に入るためには、勉強もさらに頑張らないといけない?
 
今夏に開通予定で、その暁にはまた沖縄へ来なくちゃいけない?
 
さらに、石嶺方面へ歩くと
 
ゆいレールの建設は、ほぼ完了していた。
全区間かどうかは不明だが、試運転もしているらしい。
 
この先に「石嶺」駅が設置される。
 
 
さて、郵便局訪問は3ヵ所だけで切り上げ、
石嶺入口で、那覇空港行き路線バスを捕まえた。
 
この系統は、ゆいレール延伸で廃止や短縮もあるかもしれない。
しっかり景色を眺めておこう。