さようなら 特急「かもしか」(編集済) | ハンター湘南の旅ブログ

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今朝は、盛岡7時59分発、はやて95号で出発すべく、ホテルから盛岡駅に出ると・・・


朝早くから何校かの高校生が吹奏楽らしきイベントの準備をしていて、思わず色めき立つ。

が、残念ながら、すぐこの場を立ち去らねばならない。


何年か前の同じ時期に、盛岡第二高校の吹奏楽演奏に偶然出くわしたことがあった。

7時59分発が最も早く青森へ着ける列車だが、いささか遅すぎで、今回の旅のプランで一番の不満だ。

盛岡から朝一で東京には9時04分に着けるのに、青森は9時54着。

始発の普通列車を利用しても、これより早い方法は無かった。

まあ、新幹線が開通すれば改善されるから、いいか。


盛岡駅ホームに上がると、昨日乗ってきた編成がそのまま停まっているかと思ったが、仙台始発で、前6両が「こまち」として1分先発するのだった。

車両運用は全く無知なため、いちいち感心してしまうのであった。


トンネルの連続でGPSゲームで1か所ミスし、あっという間に八戸837着



八戸で15分の乗り継ぎで、在来線特急「スーパー白鳥」95号函館行きに連絡。


JR北海道の789系だった。

東京からの列車に接続しないが、車内は結構混んでいる。

八戸~青森間は12月の東北新幹線・新青森延伸でJRから切り離されるので、JR最後の様子を、しかと眺めておこう。

開業間近の新幹線高架に、気分は盛り上がる。


三沢・野辺地・浅虫温泉と続々と乗車があり、自由席は立ち客も出だ。休日なので青森県内への所用よりも、北海道へ行ぐ観光客が多いようだった。


青森9時54分着

何とか定刻に着いてくれて助かった。

ここでは、わずか3分で特急「かもしか」2号に乗り継ぐが、幸い対面乗り換えで助かった。

ろくに撮影する時間が無く、せめて1時間早く青森に着ければ良いのに…


一時は八戸泊まりを検討したが、あまりに夜遅くなり、乗り継ぎ割引も効かなくなるので、諦めたのだった。


(前半の画像↓)





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はやて95号には自由席あり



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八戸に到着

12月からは新幹線終着駅でなくなる



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12月4日の新青森延伸まで、あと54日



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並行在来線の第3セクター転換で、

12月4日からJR八戸線は、JR在来線としては飛び地となる



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485系と789系の並び



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八戸~陸奥市川間で





「かもしか」は12月のダイヤ改正で廃止されることになった。


今後は「つがる」として運行されるらしい。


かつては飯田線の急行として「かもしか」が存在したが、農作物を荒らす忌わしい動物名ということで、改称させられ、短命だった。


青森~秋田間の485系の定期列車の廃止もほぼ確実で、にわかに鉄道ファンの訪問が増えている。

事実、今日の13時46分発のかもしか4号の指定席など、早いうちから満席で、これには焦ってしまった。


くどいようだが、盛岡→青森のダイヤが悪く、不本意ながら、乗り継ぎがギリギリとなってしまったので、確実に着席できる指定席にした。

2号は時間が早く、指定席は半数程度の乗り。


青森9時57分発だが、「あけぼの」の到着が遅れたため、発車は4分遅れるとのこと。

第1関門の青森乗り継ぎはクリアしたが、秋田は果たして…


車内は、ひと昔の簡易リクライニングシートで、座るのは何年ぶりだろう。

懐かしい鉄道唱歌のオルゴールの音とともに出発して、間もなく新青森を通過、新幹線開業準備はほぼ完了していた。

リンゴ畑や、刈り終えた稲田など、津軽の農村風景にすっかり見とれてしまい、携帯ゲームの取りこぼしが出たりする。

弘前では予想とは逆で、下車よりも圧倒的に乗車が多く、指定席はほぼ全て塞がった。

自由席にも大量の乗車があり、立ち客が出たのでは。


これでは、時間帯の良い4号は大変なことになりそうだ。



秋田県に入り、大館、鷹ノ巣、二ツ井・東能代と停車。


八郎潟を右窓に見てから、秋田工業高校の野球部の練習風景が見えたところで、席を立ち、ドア近くで待機。


1228、定刻に秋田着
名残惜しいが、次へ向け階段をダッシュだ。


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「あけぼの」との一瞬の出会い